
皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の竹中です。
今回はIT製品・サービス比較サイト『ITトレンド』をご紹介します。
IT製品・ITサービスを提供されている企業様のなかには「取引先を増やしたい」「品質のよいリード案件を獲得したい」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
このような場合、自社サービスにマッチした業者比較サイトを利用すれば、簡単かつ効率よくリードを獲得できます。
今回は、IT製品・ITサービスに特化した業者比較サイト『ITトレンド』の実態を、独自調査した内容を踏まえながら探っていきます。
ITトレンドへの掲載を検討されている方は、ぜひじっくり読んでみてください!
BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、あわせてご覧ください。
本記事は編集担当の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様とともにステップアップすることを目的としたメディアですので、あえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
IT製品・サービス比較サイト『ITトレンド』とは?

ITトレンドは、株式会社Innovation & Co.が運営する、法人向けIT製品・ITサービスに特化した業者比較サイトです。
提供するカテゴリ数は260種類以上、掲載製品数は2,000社以上という国内最大級のプラットフォームで、累計の利用者数は4,000万人を超えます。
SEO対策をはじめとした多岐にわたるプロモーション施策を積極的に展開しており、IT製品・サービスのマッチングサイトの分野においては、トップクラスの知名度と集客力を誇ります。
問い合わせユーザーは完全無料かつ複数企業に一括で資料請求できるようになっており、サービスの使いやすさに定評があります。
それ例外にも、各企業・サービスのランキングが掲載されていたり、IT製品の選定時のポイントが掲載されていたりと、比較検討に役立つコンテンツが充実しているのも特徴です。
サービスの詳細や費用・料金体系などは後述するので、あわせてご確認ください。
【運営会社】株式会社Innovation & Co.とは?

ITトレンドを運営する株式会社Innovation & Co.は、東京都渋谷区に本社を構える企業です。
主にマッチングプラットフォームの運営や企業のDX支援などのITサービスを提供しています。
「ITトレンド」を筆頭に、オンライン展示会サービス「ITトレンドEXPO」やビズネス動画プラットフォーム「bizplay」、セミナー主催企業と専門家のマッチングサイト「ミプロフ」など、幅広いサービスを運営しているようです。
なお、東証グロース市場に上場している“株式会社イノベーション(証券コード3970)”は、株式会社Innovation & Co.の親会社にあたります。
事業の安定性や成長性はもちろんですが、信頼性の高さも業界随一だといえそうですね。
名称 | 株式会社Innovation & Co. |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷Rビル3F |
設立年月日 | 2019年9月2日 |
代表取締役 | 齊藤 和馬 |
資本金 | 30,000千円(資本準備金含む) |
ホームページ | https://www.media.innovation.co.jp/ |
グループ会社 | 株式会社イノベーション 株式会社Innovation X Solutions 株式会社Innovation IFA Consulting 株式会社Innovation M&A Partners |
事業概要 | ITトレンドをはじめとしたBtoBに特化した営業・マーケティング支援事業 |
ITトレンドのメリット

低リスクで利用できる
ITトレンドでは、ユーザーからの資料請求を成果地点とする「完全成果報酬型」の料金体系が採用されています。
資料請求数に応じて料金が変動するシステムなので、マッチングサービスにありがちな「1件も問い合わせがないのに、毎月コストが発生する」というトラブルが生じません。
くわえて、いたずら案件や重複案件なども、無効申請をすれば課金対象から除外されるので安心です。
また、ITトレンドでは、サービスの契約期間が1か月単位と短めに設定されています。
「サービスを利用しているけれども、自社にはあまりマッチしていないな」「予想していたサービスと違うな」という場合でも、速やかにサービスを停止・解約できるのは大きなメリットだといえるでしょう。
リスクを抑えつつリードを獲得できるのは、ITトレントならではの魅力だといえます。
案件の無効申請にあたり、メールのやり取りや問い合わせ履歴などの提出が求められることがあります。都度ログは残しておくことをおすすめします。
集客力が高い
ITトレンドでは、SEO対策やリスティングなどのプロモーションを恒常的に実施しており、その広告額は月額約1億円ともいわれています。
BtoBマッチングサービス界隈においては国内でもトップクラスの集客力と知名度があり、月間PV数は約350万PV、来訪者数は約130万人にのぼります。
ITトレンドが、特に注力しているのがSEO対策です。
「IT製品名」「ITサービス名×評判」など、ビッグキーワード・ミドルキーワードを問わず、数々の検索ワードでコンテンツ記事の上位化に成功しています。
自然検索から確度の高いユーザーを安定的に集客できるのは、大きな強みだといえるでしょう。
特典・オプションが充実している
案件紹介や記事コンテンツだけでなく、受注率アップにつながる特典・オプションが豊富に用意されていることも、ITトレンドの強みの一つです。
受注獲得や業界分析に役立つさまざまなものが提供されているので、サービスの利用にあたりモチベーションも高まるでしょう。
ITトレンドで、実際に提供されている特典・オプションの一例を下記します。
ぜひ確認してみてください。
特典・オプション名 | 内容 |
インテントデータの確認 | 特典付与対象のカテゴリページを閲覧したユーザー(企業名)のリストを閲覧できる |
レビューデータの確認 | IT製品・サービスに投稿されているレビューを閲覧できる。利用企業の属性や競合レポートも閲覧できる |
空き枠の利用 | サイト内の空き枠に、自社名やIT製品・サービス名などを表示できる |
特集記事の掲載 | 自社のIT製品・サービスの特徴を解説する記事コンテンツを掲載できる |
導入事例の掲載 | 自社のIT製品・サービスを導入した事例コンテンツを掲載できる |
無料相談会の実施 | リスティングの運用改善やリードの獲得方法など、IT関連の疑問を相談できる無料相談会に参加できる |
カスタマーサポート | 管理画面の使い方や契約内容・請求の内訳などを確認できる |
利用できる特典・オプションは、サービスの利用期間(契約期間)などの条件で決まるようです。必ずしもすべての特典・オプションを利用できるとは限らないので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ITトレンドのデメリット

案件の品質・確度にばらつきがある
ITトレンドは利便性の高さに定評があるサービスで、問い合わせユーザーは完全無料かつチェックを入れるだけで複数の企業に資料請求できます。
しかしながら、情報収集のみを目的とした案件や、自社のIT製品・サービスに向いていない案件が含まれることもあるようです。
資料請求を獲得しやすいサービスであるものの、案件の品質・確度にばらつきがあることは覚えておきたいところです。
案件の品質・確度を重視するのであれば、案件の紹介前にヒアリングが行われる「コンシェルジュ制」が採用されているサービスを利用することも視野に入れましょう。
他社との競争が過熱しやすい
システムやツールの導入を検討しているユーザーは、複数の業者を比較検討のうえ、もっとも条件がよい業者を選ぶ傾向にあります。
前項でも紹介したように、ITトレンドには多くのIT製品・ITサービスが掲載されており、問い合わせユーザーは複数企業に一括で資料請求ができるシステムが採用されています。
これは同時に「他社との競争が過熱しやすい」という側面でもあるため、競合他社よりも優れた条件をユーザーに提示できなければ受注を獲得することは難しいでしょう。
「競合他社と比べられたくない」「競争が過熱する事態は避けたい」という場合には、他社サービスの利用も含めて検討するのも一つの手かもしれません。
他社との差別化では、コスト・対応スピード・デザイン性・技術力・提案力など「自社ならではの強み」を伝えましょう。素早いレスポンスや丁寧な対応なども、ユーザーの信頼獲得につながります!
問い合わせの件数数が保証されていない
ITトレンドでは、毎月の問い合わせの数(資料請求の件数)が保証されていません。
掲載するカテゴリやプロモーションの進捗、トレンドの変化など、さまざまな要因で問い合わせの件数は変動します。
自社で提供するIT製品・ITサービスの独自性が強い場合や、プロモーションの成果が芳しくない場合においては、長期にわたり案件がこない可能性もあります。
継続的かつ安定的にリードを獲得するのであれば、対応領域を増やすなどの工夫・対策を講じましょう。
ITトレンドと並行して、他社のマッチングサービスを利用するのも一つの手です。自社の性質にマッチしたサービスを選べば、より安定的に問い合わせを獲得できるでしょう。
ITトレンドで集客できる顧客属性

ITトレンドでは、SEO対策やリスティング広告をはじめとしたWebプロモーションを筆頭に、ライブ配信やオンライン展示会の開催にも注力しています。
BtoB向けのサービスなので、個人ユーザーからの問い合わせはほとんどないようですが、業界・業種・会社規模・エリアを問わず、幅広い領域のユーザーを獲得しています。
具体的なデータは公開されていませんが、資料請求の段階で課金が発生する「成果報酬型」のサービスの性質上、システムの担当者や決済権をもつ担当者が問い合わせている割合も高いと推測されます。
ITトレンドが提供しているカテゴリ
ITトレンドでは、人事・労務や会計、AIや在庫管理など多岐にわたるカテゴリを展開しており、細分化すると260種類以上のジャンルに分類されます。
カテゴリごとに製品・サービス数や掲載会社数は異なりますが、会計ソフトや管理システムなどの分野が、特に人気があるようです。
ITトレンドが提供するカテゴリは、公式ホームページ内の『課題・カテゴリーから探す』で公開されています。
サービスの利用を検討されている方は、事前に自社の製品・サービスにマッチするカテゴリがあるかどうか、確認しておくと安心です。
ITトレンドが提供するカテゴリの一例


ITトレンドの費用・料金体系

ITトレンドでは、月額費用や固定費用はかからず、初期費用と成果報酬費用のみが発生する料金体系が採用されています。
初期費用の金額は一律ですが、成果報酬費用は掲載するカテゴリごとに金額が異なるようです。
サービスの利用前にはリード単価を確認しておきましょう。
費用・料金体系を表にまとめたので、参考にしてみてください。
初期費用(設定作業費用) | 30,000円 |
月額費用・固定費用 | 無料 |
成果報酬費用(リード単価) | ・12,000円~/件 ・13,000円~/件 ・17,000円~/件 ※掲載カテゴリによって変動 |
ITトレンドのお客様の声

成功事例
失敗事例
ITトレンドのサービス利用までの流れ

- 【掲載カテゴリ決め】
ホームページ上の専用フォームに、会社名・担当者名・電話番号・メールアドレス・サービス名などの情報を入力し、申請手続きを行います - 【ホームページ上のフォームから申請】
担当者とやり取りのうえ、打ち合わせの日時を設定します - 【担当者との打ち合わせの日時を設定】
担当者と対面もしくはオンラインにて打ち合わせを行います。サービスを利用する場合には、掲載カテゴリや開始日などを決めて、申し込み手続きを行います - 【サービスページや資料を提出して原稿を作成】
サイト上に掲載するページを作成するにあたり、担当者にサービスページや資料などのデータを提出します - 【サービス開始】
設定していた開始日を迎えたら、いよいよサービススタートです
ITトレンド以外のオススメの業者紹介サイトとは?

ここまで『ITトレンド』の特徴について紹介しました。
月額費用や固定費用がかからず、高い知名度と集客力のもと、ユーザーからの問い合わせ(資料請求)を獲得できるのが魅力的なサービスです。
しかし、案件の品質にばらつきがあることや、競争が過熱化するケースがあることなどは覚えておきたいところです。
ここまで記事を読まれたご担当者様のなかには「ITトレンドに興味はあるけれども、自社には合っているのかな……」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方におすすめしたいのが、BtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』の利用も検討をしてみてください。
EMEAO!は『コンシェルジュ』制を導入した業者紹介サイトで、案件の紹介前には人力によるヒアリングが行われます。
希望条件にマッチした案件が紹介されるのはもちろんですが、案件の内容を具体化させたうえで紹介するので、案件の品質に優れているのが特徴です。
コストを抑えつつ、案件の品質や件数を担保したい場合にはEMEAO!の方が向いているかもしれません。
ITトレンドとEMEAO!の両方を比較して、ぜひ自社にマッチしたサービスを選んでみてください。
サービスの特徴を比較のうえITトレンドやEMEAO!など自社に合ったサービスを選びましょう!
今回はIT製品・サービス比較サイト『ITトレンド』についてご紹介しました。
低リスクでスタートできるだけでなく、知名度の高さや充実したサポート体制にも定評があるので、多くのIT会社が利用しているのも納得ですね。
しかし、案件の品質にばらつきがあることや、競合他社が多く競争が過熱化しやすいことなど、一定のリスクもあるので、そこを加味したうえでサービスを利用するかどうかを検討したほうがよいかもしれません。
「コストも抑えつつ、案件の件数や品質も確保したい」という場合には、EMEAO!の利用も検討してみてください。
コンスタントに受注を獲得している成功事例もあり、ITトレンドとの併用や乗り換えの事例も複数あります。
EMEAO!についてはサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。
他にも比較サイトの評判や費用について知りたい方は、あわせてこちらもご覧ください。
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