ビジネスマッチングサービス『レディクル(Ready Crew)』の実態とは。費用や評判を解説

編集担当 竹中

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の竹中です。
今回はビジネスマッチングサービス『レディクル』をご紹介します。

新規案件を獲得したいとお考えの企業様のなかには、ビジネスマッチングサービスのご利用を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「比較サイト」「相見積もりサイト」ともよばれるこのサービスは、自社のリソースを抑えたうえで案件獲得に効果が期待できます。
そんなマッチングサイト業界で、近年大幅な成長を遂げているのがレディクル(Ready Crew)です。

今回はサービス資料などから情報収集した内容を踏まえて、レディクルについて探っていきます。
実際にレディクルへの掲載に興味がある企業様は、ぜひ最後まで読んでみてください!

注目!

BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、併せてご覧ください。

注意

本記事は竹中の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様とともにステップアップをすることを目的としたメディアですので、あえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

ビジネスマッチングサービス『レディクル』とは?

レディクルは、フロンティア株式会社が運営するBtoBのビジネスマッチングサービスです。
幅広いカテゴリと品質の高い案件の紹介、マッチング精度の高さなどに定評があり、業界でもトップクラスの知名度と人気を誇ります。

公式アンバサダーには人気女優の広瀬アリスさんが起用されており、テレビCMをはじめとしたプロモーションも積極的に展開しています。
「サービスを使ったことはないけれども、聞いたことがある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、案件の紹介だけでなく、商談のセッティングもレディクル側が対応するシステムが採用されています。
キーマンや発注選定窓口の方と直接やり取りができるので、工数を抑えつつ案件を獲得したい企業様にとって、有用な営業支援サービスだといえそうです。

【運営会社】フロンティア株式会社の情報

レディクルを運営するフロンティア株式会社は、東京都渋谷区に本社を構えています。

『企業の情報格差をなくす』をミッションに掲げており、マッチングサービスや営業コンサルティング、異業種交流会の企画・運営など多岐にわたる事業を展開。
マッチングサービスの分野においては、レディクルだけでなく、20代女性のキャリアアップをサポートする「Ready就活」の運営も手掛けています。

提供サービスの品質の高さや利用実績が評価されており、日本マーケティングリサーチ機構の調査では「ビジネスマッチング業界No.1」「上場企業利用率No.1」「国内利用実施No.1」の3部門でNo.1を獲得。
10年連続で黒字化を達成するなど、成長スピードにも目を見張るものがあります。

事業の規模の大きさや成長性の高さは、業界でもトップクラスだといえそうです。

名称フロンティア株式会社
所在地本社
〒150-6014
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー14階・15階

大阪支社
〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町2丁目5番28号 久太郎町恒和ビル10階

福岡支社
〒810-0004
福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目24番32号 FPG links TENJIN MINAMI 12階
創立2009年11月11日
資本金30,000,000円
代表取締役高橋 政裕
従業員数227名(2024年10月1日現在)
事業内容営業支援サービス
マーケティングサービス
営業コンサルティングサービス
異業種交流会 企画・運営
関連会社フロンティアエージェント株式会社
フロンティア株式会社の会社概要

レディクルのメリット

集客力が高い

レディクルの強みとして、まず挙げられるのが集客力の高さです。

CM広告やWEB広告、セミナーなどのプロモーションを積極的に実施しており、2024年度の取り扱い予算総額は1,000億円といわれています。
年間のマッチング件数は24,000件以上、累計サービス利用社数は50,000万社以上と、その実績は業界でもトップクラスです。

業界でも屈指の知名度と集客力を誇るサービスなので、掲載することで自社サービスの認知拡大やリード獲得に一役買ってくれるでしょう。

案件の品質とマッチングの精度が高い

レディクルでは、掲載企業の受注率の向上や顧客満足を徹底追及すべく、ユーザーにヒアリングを実施してから案件が紹介されるシステムが採用されています。

問い合わせの目的だけでなく、納期や予算、規模感などもヒアリングされるので、案件のミスマッチやイタズラ目的での問い合わせをブロックできるのは魅力的ですね。

また、カテゴリごとに個別の条件を設定できるので、掲載カテゴリならびに希望条件にマッチしない案件は基本的に紹介されません。
案件の品質が高いだけでなく、マッチングの精度にも優れているので、受注率アップにも効果が期待できそうですね。

商談設定まで対応してくれる

レディクルでは、問い合わせユーザーと掲載会社の商談設定にも対応しています。

ユーザーへのヒアリング時には、問い合わせ内容の確認だけでなく商談日時まで設定してもらえるので、コスト・工数の削減できます。

自社リソースを抑えつつ、発注企業のキーマンとスムーズにやり取りができるので、効率よく営業活動を進められます。

補足

レディクルは受注が確約されているサービスではありません。「マッチング=受注」ではないので、案件を受注するにはあくまでも営業活動や提案力が重要であることはご留意ください

レディクルのデメリット

コストが高めに設定されている

レディクルのデメリットとして、他社サービスと比較するとサービス利用料が高額であることが挙げられます。

具体的な金額は後述しますが、利用にあたり最低でも390万円ほどの費用が発生するようです。

案件の品質が高く、商談まで設定してもらえるのは非常に魅力的です。
しかし、ユーザーに対して効果的にアプローチできなかったり、紹介件数自体が少なかったりすると、多額の料金だけを支払うだけになる可能性もあります。

サービスの利用前には、どのくらいの問い合わせが獲得できるのか、どのくらいの受注を獲得できればプラスになるのかなど、入念にシミュレーションを実施しましょう。

契約期間が長い

レディクルでは、サービスの利用にあたり1年間の契約期間が設定されています。

同業他社のマッチングサービスだと、1か月単位や半年単位でサービスを提供しているところも多いので、レディクルの契約期間は長めだといえそうです。
お試しでの利用は受け付けておらず、料金も前払いなので、サービスが自社に合わなかった場合に速やかに撤退できない点は注意しておきたいところです。

能動的に活動ができない

レディクルでは、案件の紹介だけでなく、商談の設定まで対応してもらえる手厚いサポートがついています。

しかし、サービスの性質上、企業側は基本的に問い合わせがくるまで行動ができず、設定された商談日時を待たなければなりません。
また、仕事がほしいタイミングで商談を設定してもらえなかったり、繁忙期に商談が設定されたりするといった、一定のリスクがあるのも覚えておきたいところです。

自社のタイミングで商談の日時や仕事のスケジュールを決めたい場合には、リード紹介型のサービスを選ぶほうがよいかもしれません。

レディクルで集客できる顧客属性

レディクルの公開情報によると、年間のマッチング件数は24,000件以上、累計サービス利用社数は50,000万社にのぼります。
また、上場企業の利用実績はおよそ2,800社とされており、これは全上場企業の70%に相当します。

中小企業の代表取締役や、決裁者とやり取りができる案件も多くあると推測されます。

レディクルが展開しているカテゴリ

レディクルでは、デザイン系やWeb制作・マーケティング系やシステム開発系など、IT分野を中心としたカテゴリを展開しています。
ほかにも、イベント・プロモーション系や研修・コンサルティング系もカバーするなど、幅広い対応領域を特徴とします。

レディクルが提供しているカテゴリは公式ホームページでも公開されています。
ニーズにあわせて、カテゴリを随時追加・拡大されているようなので、サービスの利用を検討されている方は、事前に確認しておくことをおすすめします。

レディクルの費用・料金体系

レディクルの料金体系は「初期費用+月額費用+アポイント設定料金」です。

  • 初期費用:30万円
  • 月額費用:1か月あたり30万円
  • アポイント設定料金:1件ごとに 5万円

※料金体系は変更される可能性があるので詳細はレディクルに直接問い合わせてみてください

前項でもお伝えしましたが、同業他社と比較すると、レディクルはコストがやや割高に設定されています。
料金に対して、見合った成果が確実に出るという保証はないので、商談時の提案やシミュレーションが重要になってきそうです。

レディクルのお客様の声

成功事例

「商談をマッチングしてくれるので、商談に至るまでのプロセスにかかっていた労力が削減されました」

「事業の成長まで見据えた支援をしてくれたので、登録して1年で売り上げも事業拡大のスピードにも貢献してくれました」

「レディクルの利用にあたり営業活動をやめましたが、売上は月間1.2倍に増加。社内の営業チームの工数も削減され、数値以上のインパクトをもらいました」

失敗事例

「アフターフォローに満足のいかないことがあり、前払いをしているのに真摯と言えるような対応をしてくれなかった」

「年間360万円以上の投資をしたけど、見合った成果は出ませんでした」

「紹介頻度が高くないので、その月のKPI指標として設定しづらい点がありました」

レディクル以外のオススメの業者紹介サイトとは?

ここまで、マッチングサイト『レディクル』について紹介しました。

集客から商談設定まで対応してもらえるので、営業活動の工数が削減できる点は大きなメリットだといえます。
一方で、商談回数が少なく仕事につながらない可能性があることや、料金が高めに設定されていることなどは覚えておきたいところです。

ここまで記事を読んだ企業様のなかには「レディクルは魅力的ではあるが、合わない点もあるな……」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめしたいのが、マッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』です。

EMEAO!では『コンシェルジュ』制を導入しており、ユーザーから問い合わせがあった際に、コンシェルジュが全件ヒアリングを実施し、希望条件に合った案件のみを紹介します。
エントリー制ではなく、お問い合わせユーザーへのヒアリングが完了した時点で紹介するサービスなので、利用ユーザーの温度感が高い状態で対応できるのが特徴です。
料金は初期費用と紹介手数料のみなので、リーズナブルに利用できるのも特徴です。

実際に、毎月20件ほどの問い合わせを安定的に獲得しているOA機器販売会社や、有名な飲食チェーン店からの案件を受注された清掃会社、一部上場自動車メーカーからの案件を受注した防犯カメラ会社の事例など優良案件も多く含まれています。

「一定の案件品質を保ちつつ、紹介件数・提案チャンスを着実に確保していきたい」という企業様にはEMEAO!のほうがオススメかもしれません。

ぜひ、レディクルとEMEAO!の両方を比較して、より自社にマッチしたサービスを選んでみてください。

サービスの充実度を重視する場合はレディクルを、コストパフォーマンスを重視する場合にはEMEAO!を検討しよう!

今回は業者紹介サイト『レディクル』についてご紹介しました。

案件の紹介だけでなく、商談の設定をはじめとした手厚いサポート体制が採用されています。
人的リソースを抑えつつ商談の機会を得られるのは、非常に魅力的です。

ただ、料金体系や案件の紹介頻度などをネックに感じる声もあるようなので、サービスの利用時にはシミュレーションや他サービスとの比較検討をおすすめします。

一方、安定した問い合わせ件数・提案件数を確保し、積極的に営業活動を行いたい企業様には、EMEAO!がオススメです。

毎月10~15件近くの商談機会を獲得し、低コストで受注につなげている企業の成功事例もあることから、コストパフォーマンスに優れていると言えます。そのため、レディクルとの併用や乗り換えを検討される企業も多く存在します。

EMEAO!についてはサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。

比較サイトの評判や費用について知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人

BtoBお問い合わせメディアの営業責任者として、これまで600社を超える新規掲載企業の獲得ならびに売上アップに貢献。現在は、これまでの営業経験を活かし、エンドユーザー、サプライヤー共に満足度の高い、お問い合わせメディアを創るべく『EMEAO!』の事業拡大に奮闘中。また、自身が代表を務める草野球チームでもプレイングマネージャーとして大活躍中!

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