皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の竹中です。
今回はビジネスマッチングサービス『PRONIアイミツ』をご紹介します!
販路拡大を目指している企業様にとって、心強いパートナーとなるサービスの一つに「業者紹介サイト」が挙げられます。
「比較サイト」「一括見積もりサイト」ともよばれるこのサービスは、簡単・手軽にリードを獲得できることから、近年注目されています。
そんな業者紹介サイト業界でトップを走るのが『PRONI(プロニ)アイミツ』です。
今回は独自調査した内容も踏まえながら、サービスの実態を探っていきます。
実際にPRONIアイミツへの掲載を検討されている方は、ぜひじっくり読んでみてください!
BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、併せてご覧ください。
本記事は編集担当の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様とともにステップアップをすることを目的としたメディアですので、あえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
業者紹介サイト『PRONIアイミツ』とは?
PRONIアイミツは、PRONI株式会社(旧社名:株式会社ユニラボ)が提供する、BtoB(企業間取引)特化型のビジネスマッチングサービスです。
当初のサービス名称は『アイミツ』でしたが、サービス開始から10周年を迎える2023年9月1日にサービス名称と会社名が変更されました。
サービスの最大の特徴として、ユーザーと専門業者のマッチングにあたり『コンシェルジュ』とよばれる担当者が仲介することが挙げられます。
最短翌日に最適なプロを紹介できる柔軟性も兼ね揃えているので、急ぎの案件や専門知識が必要な案件でもスピーディーに対応可能です。
積極的な広告展開にくわえ、サービスの使いやすさや案件の品質の良さなどが高く評価され、サービス開始からわずか1年半で単月での黒字化を達成。
カテゴリ数は約128個、15万社以上の企業を徹底比較した日本最大級の発注プラットフォームとして成長を続け、業界トップクラス知名度と登録社数を誇ります。
PRONI株式会社とは?
PRONIアイミツを運営するPRONI株式会社は、東京都品川区に本社を構えています。
「中小企業の挑戦を支援し、日本経済の再成長に貢献する」という理念のもと、国内最大級の受発注プラットフォームサービス「PRONIアイミツ」を展開。
サービスの品質の高さや対応領域の広さ、カテゴリ数や掲載業者数などは業界随一で、ユーザーの利便性や満足度を追求する姿勢に定評があります。
また、2024年に発表された「第18回 ASPICクラウドアワード2024」では、一般社団法人日本クラウド産業協会から“先進ビジネスモデル賞”を受賞しています。
サービスのブランド力や品質の高さはお墨付きだといえるでしょう。
PRONI株式会社の会社概要
名称 | PRONI株式会社(旧社名:株式会社ユニラボ) |
所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田三丁目20番14号 住友不動産高輪パークタワー12階 |
電話番号 | 03-5475-5350 (平日10時~19時まで) |
設立年月日 | 2012年10月 |
代表者 | 代表取締役CEO 柴田 大介 代表取締役Founder 栗山 規夫 |
社員数 | 232名(うち正社員は120名) ※2023年9月1日時点 |
資本金 | 100,000,000円 |
事業概要 | BtoB受発注プラットフォーム「PRONIアイミツ」の運営 |
PRONIアイミツのメリット
集客力が高い
PRONIアイミツの一番の強みは、なんといっても「集客力」にあります。
SEOによって多くの検索キーワードで一位を獲得しており、興味・関心の強いユーザーを集客することに成功しています。
他社と比較して目立つのが「ホームページ制作」や「アプリ開発」などのキーワードです。
具体的には「ホームページ制作 東京」や「アプリ開発 東京」のキーワードでPRONIアイミツの記事がgoogleの検索順位一位となっています。
その他のビッグワードでも上位化に成功しているので、この分野での集客力は確かなものがありそうです。
応募するかどうかを選べるため低リスク
「紹介された案件に対して、応募するかどうかを選べる」という点もPRONIアイミツの特徴です。
多くの業者紹介サイトや一括見積もりサイトでは、問い合わせが届いた場合にユーザーの情報がそのまま各会社に共有されます。
そのため、自社の希望する条件に合致しない案件も残念ながら一定数含まれてしまうのです。
PRONIアイミツでは、事前の条件設定で案件が絞るだけではなく、その案件に応募するかどうかも選べるのです。
「納期や技術的に対応が難しい場合は応募しない」という選択もできるので、工数やリスクを抑えられるのは魅力的ですね。
4~5社までの相見積もりのため連絡がつきやすい
PRONIアイミツでは、ユーザーに紹介する業者の数を4~5社程度に制限しています。
そのため「紹介業者からの電話が殺到し、結果的に連絡がつながらなくなってしまう」というトラブルが起こりにくいのです。
一般的な業者紹介サイトよりも連絡が繋がりやすく、そのまま提案にも至りやすいのは大きなメリットだといえます。
相みつ社数を制限している体制やシステムは、良心的な運営体制だといえるのではないでしょうか。
とはいえ、案件を受注したり商談を設定したりするためには、迅速な連絡や丁寧なメールなどが必要不可欠です。
「受注を確約するサービス」ではないので、その点だけはご注意ください。
ジャンルやエリアなどの条件をこまかく設定できる
マッチングの精度に優れている点も、PRONIアイミツの特徴です。
掲載するジャンルだけでなく、エリアや案件の規模などの条件もこまかく設定できます。
そのため「マッチングしたものの、エリアが遠くて対応できない」「小~中規模の案件しか対応できないのに、大型の案件がきている」というトラブルが起こりにくいのです。
ミスマッチを防ぎやすい環境やシステムが整備されていることも、PRONIアイミツが高い人気を誇る理由の一つだといえるのではないでしょうか。
PRONIアイミツのデメリット
ユーザーの発注意欲にばらつきがある
PRONIアイミツから紹介を受けた案件でも、ユーザーの発注意欲にばらつきがあるのは確かです。
「そこまで興味がなく資料だけ欲しい」「相場価格が知りたくて問い合わせた」というユーザーが一定数紛れ込んでしまうこともあります。
「コンシェルジュ」の仕組みを導入している点がPRONIアイミツの特徴ですが、完璧な精査までは至っていないのが現実です。
もちろん、自社で指定した条件にマッチした案件が紹介されるので、すべてがロスにつながるわけではありませんが、営業活動に時間や工数がかかることは想定しておかなければなりません。
応募しても提案ができるとは限らない
応募をしても提案ができるかどうかが未知数であることも、PRONIアイミツを利用するうえで覚えておきたいところです。
たとえば、PRONIアイミツから一部上場企業の案件や予算額が大きい案件が紹介されたとします。
このような人気の高い案件は同業他社からの応募が相次ぐので、金額勝負やスピード勝負が過熱化する傾向にあります。
その結果「他社から提示した条件のほうがよかったから、そこに決めた」といわれるなど、提案の余地ができない可能性もあるのです。
掲載している企業としては、できるだけ「うまみ」がある案件にのみエントリーしたいのが本音です。
しかし、他社もまったく同じように考えているため、大型案件にこだわりすぎると提案自体ができずに契約期間が終了してしまうケースも少なからず存在します。
「サービスを利用したにもかかわらず、受注どころか提案にもつながらない」という本末転倒な結果を避けるためにも、案件の規模や予算に強いこだわりをもたず、幅広い案件に案件に応募するなどの施策を講じましょう。
初期費用や月額費用がかかる
PRONIアイミツでは、サービスの利用にあたり初期費用や月額費用などのコストが発生します。
料金プランは後述しますが「応募する権利」を得るためにも、継続的に一定の手数料を払う必要があることは覚えておかなければなりません。
「1円でも費用が発生するならNG」となってしまうほど経営が苦しい状態であれば、PRONIアイミツを使う前にテレアポや異業種交流会での営業などで、最低限の売上を確保するほうが先決かもしれません。
「無料で案件がきて、良い案件にだけ応募できる」というサービスではないので、利用する際はしっかりと成果が上げられそうか検討しましょう。
成約手数料が発生する
PRONIアイミツでは、一部のジャンルや契約プランにおいて“成果報酬型”の料金体系が採用されています。
当然のことながら、受注金額が数百万~数千万円単位レベルの大規模の案件においては手数料も高くつきます。
「受注はできたものの、手数料を差し引いたら利益がほとんど残らなかった」という事態に陥ってしまっては、サービスを利用するメリットがありません。
事業を円滑にまわすためには、成約手数料を加味したサービス料金を設定することが必要不可欠です。
PRONIアイミツで集客できる顧客属性
PRONIアイミツのユーザー層
PRONIアイミツの公開情報によると、上場企業や従業員100名以上の企業が33%程度、残りが概ね中小企業となっています。
上場企業の割合がかなり多く、リスティング広告やSEO以外にもオフラインでの営業活動にも力を入れているのではないかと推測されます。
また、経営者クラスや管理職クラスもおよそ55%と、決裁者が多く問い合わせていることが特徴だといえるでしょう。
もちろん中小企業の担当者クラスという案件も決して少なくはないとは思われますが、興味深いデータなのは間違いありません。
PRONIアイミツが展開中のカテゴリ
PRONIアイミツでは、120を超えるカテゴリを展開しています。
実際には休業中のカテゴリもあるそうですが、システム開発やアプリ開発、ホームページ制作などの分野を強みとしており、多くの業者がサービスを利用しているようです。
営業代行・コールセンター(テレアポ代行)などもカテゴリも掲載業者数が多く、集客にも力を入れていることがうかがえます。
PRONIアイミツが提供しているカテゴリは、こちらのページで確認できます。
PRONIアイミツの費用・料金体系と契約期間
PRONIアイミツの費用・料金体系
PRONIアイミツの料金体系は「初期費用+月額費用+成約手数料」となっています。
- 初期費用 :15万円
- 月額費用 :10万~50万円程度(紹介件数や契約プランによって変動)
- 成約手数料:5%
※費用や手数料は変更される可能性があるので、詳細はPRONIアイミツに問い合わせてみてください
他社と比較してみると、費用感は割高に感じる側面もありそうです。
初期費用と月額費用とは別途で成約手数料も発生するので、たとえば100万円の案件を受注した場合には5万円を手数料として支払う必要があります。
デメリットの部分でも解説した通り、PRONIアイミツは受注確約のサービスではありません。
しっかりと投資金額を回収するためにも、営業担当者とのすり合わせは入念に実施したほうがよいでしょう。
PRONIアイミツの契約期間
公にはされていないものの、PRONIアイミツでは1年単位の「年間契約」が主流のようです。
ただし、契約のプランや契約期間にかかわらず、原則として途中解約には対応していません。
事業撤退や他サービスの利用などの理由でサービスが不要になった場合においても、契約期間が残っている限り費用は発生する点は覚えておきましょう。
PRONIアイミツのお客様の声
成功事例
失敗事例
PRONIアイミツの掲載までの流れ
- 【資料をダウンロード】
ホームページ上のフォームに情報を入力し、資料をダウンロードします。 - 【打ち合わせの日時を調整】
資料を確認し、担当者との打ち合わせの日時を調整します。 - 【担当者と打ち合わせ&申し込み手続き】
担当者と対面もしくはオンラインにて打ち合わせを行います。掲載を希望する場合には、開始日や契約期間などを決定のうえ申し込みの手続きを行います。 - 【サービス開始】
上記の手続きが完了したらサービス開始です。利用方法の具体的な説明や、受注率を高めるポイントのレクチャーなどのサポートもついています。
PRONIアイミツ以外のオススメの業者紹介サイトとは?
ここまで、業者紹介サイトの『PRONIアイミツ』について紹介しました。
集客力や案件の品質には一定のクオリティがあり、受注が実際に生まれている点は大きなメリットですね。
一方で、提案自体に至らない案件もあることや、コストが高くつく可能性があることなど、一定のデメリットがあるのも確かです。
そのため、「PRONIアイミツは良さそうなサービスだが、少し自社には合わない点もあるな……」と思われた方もいるかもしれません。
そんな方は、BtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』も検討をしてみてください。
EMEAO!では、PRONIアイミツと同じく『コンシェルジュ』制が導入されており、ユーザーから問い合わせがあった際に、コンシェルジュが全件ヒアリングを実施、条件に合致した企業に案件を紹介します。
EMEAO!は応募制は採用しておらず、問い合わせが設定した条件に合致していればそのまま案件紹介となります。
料金は初期費用と問い合わせを紹介した際の手数料のみなので、PRONIアイミツよりリーズナブルです。
また、案件品質についても水準以上のものがあり、上場企業案件や単価の高い優良案件が含まれています。
実際に、毎月20件程度の問い合わせを安定的に獲得するポスティング会社や、一部上場自動車メーカーからの案件を受注した防犯カメラ会社の事例もあります。
一定の案件品質を担保しつつ、問い合わせ件数・提案件数も着実に確保していきたいという企業にはEMEAO!の方が向いているかもしれません。
ぜひ、PRONIアイミツとEMEAO!の両方を比較して、より自社にマッチしたサービスを選んでみてください。
集客リスクを軽減したい企業はPRONIアイミツを、問い合わせ件数が欲しい企業はEMEAO!を検討しよう!
今回は業者紹介サイト『PRONIアイミツ』についてご紹介しました。
積極的にPRを実施しており、知名度の高さや豊富なカテゴリなどに定評があるPRONIアイミツ。
リスクが少ないマッチングの仕組みを採用しており、マッチする企業の方は検討する価値はあるでしょう。
ただ、料金プランを鑑みても一定のリスクがあることは否定できませんので、検討する際はぜひ慎重に調べてみてください。
一方、まずは問い合わせ件数・提案件数を確保していきたいな企業については、EMEAO!もオススメです。
毎月20件近くの問い合わせを確保している成功事例もあり、PRONIアイミツとの併用や乗り換えの事例も複数あります。
EMEAO!については、サービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。
他にも比較サイトの評判や費用について知りたい方はこちらをご覧ください。