
皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の竹中です。
今回は業者比較サイト・マッチングサービス『くらしのマーケット』をご紹介します。
「新規取引先を開拓したい」「もっと案件を受注したい」とお考えの企業様のなかには、業者比較サイトのご利用を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自社にマッチしているサービスを利用すれば、効率よくリード案件を獲得できます。
数あるマッチングサービスのなかでも特にオススメしたいのが、高い人気を誇る『くらしのマーケット』です。
今回は、資料や口コミなどの独自調査した内容を踏まえながらサービスの実態を探っていきます。
くらしのマーケットへの掲載を検討されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、あわせてご覧ください。
本記事は編集担当の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様とともにステップアップをすることを目的としたメディアですので、あえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
業者比較サイト『くらしのマーケット』とは?

くらしのマーケットは、みんなのマーケット株式会社が運営する、業者比較サービス(マッチングプラットフォーム)です。
プロモーションを積極的に実施しているので、サービス名を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
くらしのマーケットでは、主にハウスクリーニングやリフォーム工事、引っ越し作業といった「出張・訪問型」のカテゴリが提供されています。
2025年時点におけるカテゴリ数は400種類以上、登録会社数(店舗数)は9万社以上といわれており、今後もさらなる拡大が見込まれています。
サービスの利用にあたり、ユーザー(発注者)はスマートフォン/タブレット上で、くらしのマーケットのアプリをインストールします。
会員登録のうえ、問い合わせを希望するカテゴリをアプリ上で選択し、希望条件にマッチする業者を見つけて依頼する……というのが一連の流れです。
一回の問い合わせで複数の業者に問い合わせる「相見積もりサービス」とは性質が異なり、基本的なやり取りはユーザーと業者間で完結します。
また、くらしのマーケットのサービスの特徴として、ユーザーからの評価・口コミが掲載されることも挙げられます。
ユーザーは、掲載業者に寄せられているコメントを見たうえでコストやスピードを比較検討できるため、ミスマッチ防止にも役立ちます。
分かりやすい、使いやすい、そして完全無料で利用できるサービスとして、国内でもトップクラスの知名度と利用者数を誇るサービスです。
【運営会社】みんなのマーケット株式会社とは?
くらしのマーケットを運営するみんなのマーケット株式会社は、東京都港区に本社を構える企業です。
「正直者が馬鹿をみない世界をつくる」というビジョンのもと、世の中のあらゆる“サービス”を安心して売り買いできるサービスを提供することをミッションに掲げています。
国内最大級のオンラインプラットフォーム「くらしのマーケット」の運営事業を主軸としており、TVCMやインターネット広告、動画コンテンツ配信など、さまざまな手段で集客を行っています。
また、みずほ銀行による有望なイノベーション企業を表彰する「Mizuho Innovation Award」でも受賞を果たしており、提供しているサービスの品質や使いやすさはお墨付きです。
事業の安定性や成長性においても、高い信頼性をもつ企業だといえるでしょう
会社名 | みんなのマーケット株式会社 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目5-17 ポーラ青山ビルディング7階 |
設立年月日 | 2011年1月17日 |
ホームページ | https://minma.jp/ |
代表取締役 | 浜野 勇介 |
従業員数 | 150名 |
資本金 | 1億円 |
事業概要 | オンラインマーケットプレイスの開発と運営 |
くらしのマーケットのメリット

サービス利用のハードルが低い
くらしのマーケットが高い人気を得ている最大の理由は、なんといってもサービス利用のハードルが低く設定されていることです。
法人はもちろんのこと個人事業主の掲載・出店にも対応しており、累計の掲載業者数は90,000社を超えています。
また、サービスの利用において発生する費用は「予約成立時の手数料」のみで、初期費用や月額費用は一切かかりません。
くわえて、解約手数料や違約金も発生しないので、万が一サービスが合わずに中止する場合でもリスクが少ないのが嬉しいですね。
費用・料金体系の詳細は後述するので、ぜひ確認してみてください。
サポート体制が充実している
くらしのマーケットの強みとして、出店の検討段階からサービス利用後にいたるまで、幅広いサポートが備わっていることも挙げられます。
たとえば、出店を検討している業者に向けた無料説明会を開催したり、各企業のサービスページの作成を専門スタッフがフォローしたりするなど、掲載業者に寄り添ったサービスが体制が提供されています。
ほかにも、掲載・出店後には「売上アップのノウハウ」や「競合他社に勝つための方法」を学べる講座が無料で利用できるようです。
マッチングサービスの利用がはじめての方や、受注・発注件数に伸び悩んでいる方でも、安心して利用できるのは魅力的ですね。
ユーザーが発注先を決める際には、料金だけでなく、実績や口コミ評価なども確認されます。
受注・発注件数をアップさせるには、自社の強みを最大限に伝えられる掲載ページを作成することも意識したいところです。
専用の管理システムが使える
くらしのマーケットに掲載する業者には「店舗管理システム」という専用ツールが提供されます。
このツールは、シンプルでわかりやすい操作性を特徴としており、スケジュールの管理機能や見積もりの管理機能のほか、ユーザーとのチャット機能が搭載されています。
管理機能においては、案件の進捗状況が「仮予約」「予約確定」「会計済み」「キャンセル」の4つに分けられており、ひと目でステータスを確認できます。
サービスの利用にあたり、ステータスの見落とし防止や、やり取りの円滑化に役立つ機能が利用できるのは大きなメリットだといえるでしょう。
くらしのマーケットのデメリット

手数料が高めに設定されている
くらしのマーケットでは、ユーザーとの予約成立時に「サービス料金の20%」の手数料が発生します。
サービス料金の金額は掲載業者側が設定できますが、単価が高いサービスを提供している場合や、多くのユーザーとの予約が成立した場合には、必然的に手数料も高くつきます。
くらしのマーケットを経由して受注した案件で利益を出すには、この手数料を含めたサービス料金を設定しなければなりません。
「案件を受注するためにコストを下げた結果、赤字になってしまった……」という事態を避けるためにも、事前に綿密にシミュレーションを実施のうえ、最適な金額を設定しましょう。
手数料を抑えるために、ユーザーに直接連絡をとることは禁止されています。不正行為が発覚すると、違約金が発生したり、保証制度が適用されなかったりなどのペナルティが科されることがあります。トラブルなくサービスを利用するためにも、公式ホームページで公開されている「利用規約」を事前に確認しておきましょう。
競合他社が多い
国内でもトップクラスの規模と知名度を誇るくらしのマーケットは、掲載・出店している業者の数が非常に多いサービスです。
これは「競合他社が多い」という側面でもあるため、人気のあるカテゴリや、人口が多い首都圏エリアの案件においては、より他社との競争が過熱化する傾向にあります。
「なるべく価格競争はしたくない」「競合他社と比較されたくない」という場合には、他社サービスを並行して利用するのも一つの手かもしれません。
案件を受注するには、他社との差別化が必要不可欠です。コストだけでなく、対応スピードや技術力、提案力など「自社ならではの強み」をアピールすれば、ユーザーからの信頼を獲得しましょう!
案件の品質にばらつきがある
くらしのマーケットでは、ユーザーは完全無料で気軽に問い合わせができます。
しかしながら、事前に精査は行われないので、問い合わせのなかには現実的に対応ができない案件や、価格調査を目的とした案件なども含まれます。
サービスの性質上、どうしても品質の低い案件も含まれることは覚えておきたいところです。
問い合わせの品質を重視する場合には、案件の紹介前にヒアリングが行われる「コンシェルジュ制」が採用されているサービスの利用も検討したほうがよいかもしれません。
くらしのマーケットで集客できる顧客属性

くらしのマーケットでは、問い合わせの件数や予約の成立件数、顧客属性などの情報は公開されていないようです。
ただ、引っ越し作業や不用品回収、エアコンクリーニングや庭木の剪定といった、個人向けのサービスを中心に展開しています。
法人からの問い合わせもあるようですが、やはり大部分のユーザーは個人であることは間違いないようです。
くらしのマーケットが提供しているカテゴリ

くらしのマーケットでは、現在400種類を超えるさまざまなカテゴリが提供されています。
引っ越し作業やハウスクリーニング、リフォーム工事といった“出張・訪問型”に特化したカテゴリを展開しており、現在もなお拡大をつづけています。
くらしのマーケットが提供しているカテゴリは、公式ホームページの『カテゴリ一覧』に掲載されています。
自社サービスとマッチするカテゴリがあるかどうか、一度確認してみることをおすすめします。
くらしのマーケットでは、業者からの要望や市場のニーズなどにあわせてカテゴリが随時追加されているようです。自社サービスに該当するカテゴリが見つからない場合には、追加の予定があるかどうかも含めて確認してみるのも一つの手です。
くらしのマーケットの費用・料金体系

くらしのマーケットでは初期費用や月額費用はかからず、予約の成立時に手数料が発生する「成功報酬型」の料金体系が採用されています。
費用・料金体系をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
掲載費用 | 無料 |
システム利用料 | 無料 |
コンサルティング費用 | 無料 |
解約費用 | 無料 |
予約成立時の手数料 | サービス料金の20% ※サービス料金が10,000円未満の場合、手数料は一律2,000円 ※「家事代行・家政婦」「買い物代行」「出張スタッドレスタイヤ交換」「民泊清掃代行」など、一部のカテゴリは手数料が無料 |
くらしのマーケットのお客様の声

成功事例
失敗事例
くらしのマーケットが「危ない」という噂は本当なのか?

くらしのマーケットの評判を調べると“危ない”“トラブル”といったネガティブなワードも見受けられます。
「くらしのマーケットへの掲載を検討しているけど、安全性に問題があるのかな……」と、不安に感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、くらしのマーケットは安全に利用できるサービスです。
しかしながら、決して数は多くないものの、ときにはユーザーと業者間でトラブルが生じることもあるようです。
対応に不満を感じたユーザーもしくは掲載業者によるコメントやレビューが注目され、そこから次第にネガティブな評判が広がったと推測されます。
ユーザーや業者からは、以下のようなコメントが寄せられています。
【ユーザーからのコメント】
- 重大な施工ミスがあった
- 作業予定時間を大幅に超過した
- 連絡がとれなくなった
- 愛想が悪かった
- 追加料金を請求された
【業者からのコメント】
- 事実と異なるコメントや悪い評価をつけられた
- 連絡がとれなくなった
- 繰り返しのキャンセルや値引きの強要があった
- なかなか料金を支払ってくれなかった
- カスタマーサポートの対応に満足できなかった
トラブルを防ぐために掲載会社が押さえておくポイント
くらしのマーケットを利用しているユーザーは、トラブルを未然に防ぐために、高い評価がついている業者を選ぶ傾向にあります。
掲載業者がユーザーに対して不適切な対応をとれば、悪い口コミを書かれるだけでなく、信用の低下ひいては問い合わせユーザーや受注件数の減少にもつながります。
そのため、安定的に案件を受注するには、ユーザーからの評価を高めることが重要です。
不要なトラブルを避け、お客様からの信頼を獲得するためにも、以下で挙げるポイントを押さえておきましょう。
【掲載業者が押さえておきたいポイント】
- プロフィールをはじめとした掲載情報を充実させる
- 連絡・作業をスピーディに行う
- 明朗会計を心がける
- 清潔な服装と礼儀正しい態度を意識する
- 入念かつ丁寧に説明する
くらしのマーケットのサービス利用までの流れ

- 【フォームから出店登録を行う】
専用のフォームから、掲載・出店の申し込み手続きを行います。担当者名やメールアドレス、掲載を希望するカテゴリなどを入力します - 【本人確認書類を送付する】
個人事業主の場合は「免許証」や「写真付き住民基本台帳カード」、法人の場合は「履歴事項全部証明書」や「登記簿謄本」などの本人確認書類を提出します - 【担当コンサルタントからの連絡を待つ】
申請手続きならびに本人確認書類の送付が完了したら、担当コンサルタントから電話連絡があります - 【サービス開始】
審査に通過したら、掲載・出店ページの作成をはじめとしたスタートアップの手続きを進めます。申し込みから出店までは、最短で一週間で完了します。
くらしのマーケット以外のオススメの業者紹介サイトとは?

ここまで、業者紹介サイト(マッチングプラットフォーム)『くらしのマーケット』の特徴を紹介しました。
初期費用や月額費用がかからず、予約成立時の手数料のみでサービスを利用できるのが魅力的なサービスです。
しかし、人気が高いサービスであるがゆえに、競合他社との競争が過熱しやすい点や、案件の品質にばらつきがある点などは覚えておきたいところです。
ここまで記事を読まれた方のなかには「くらしのマーケットの利用を考えているけれども、自社には合わないかもしれないな……」と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたいのが、BtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』です。
EMEAO!では、『コンシェルジュ』制を導入した業者紹介サイトで、案件の紹介前には人力によるヒアリングが行われます。
条件にマッチした案件のみが紹介されるのはもちろんですが、成功報酬も発生しないので料金もリーズナブルです。
品質も高い案件数も多く、上場企業案件や単価の高い優良案件も含まれています。
時間と労力を抑えながら、確度の高い案件を獲得できるのはメリットだといえるでしょう。
「案件品質を担保しつつ、問い合わせ件数・提案件数も着実に確保していきたい」という場合にはEMEAO!の方が向いているかもしれません。
くらしのマーケットとEMEAO!の両方を比較して、より自社にマッチしたサービスを選んでみてください。
コストを重視する場合にはくらしのマーケットを、案件の品質を重視する場合にはEMEAO!を検討しよう!
業者比較サービス『くらしのマーケット』についてご紹介しました。
幅広いカテゴリを提供している、国内最大クラスの業者比較サービス(マッチングプラットフォーム)のくらしのマーケット。
低リスクかつ分かりやすいサービスで人気を集めており、多くの企業が掲載・出店しているのも納得ですね。
しかし、予約成立時の手数料が高めに設定されていることや、案件の品質にばらつきがあることなどをネックに感じている掲載業者もいるようです。
サービスの利用前には綿密にシミュレーションを実施したり、他サービスとの比較したりなどの準備はしておきたいところです。
案件の品質にもこだわりつつ、問い合わせ件数や提案件数を確保したい場合には、EMEAO!もオススメです。
コストを抑えながらも毎月安定的な商談機会を獲得し、そのうえで受注につなげている成功事例もあるなど、コストパフォーマンスの高さに定評があります。
EMEAO!についてはサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。
他にも比較サイトの評判や費用について知りたい方は、あわせてこちらもご覧ください。
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