マッチングプラットフォーム『ミツモア』の実態とは。評判や費用についても解説

編集担当 竹中

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の竹中です。
今回はビジネスマッチングサービス『ミツモア』をご紹介します。

新規案件を獲得したい企業様にオススメしたいのが“マッチングサイト”です。

比較サイトや相見積もりサイトともよばれるこのサービスを利用すれば、自社のリソースを抑えたうえで効率よくリードを獲得できます。

数あるマッチングサイトのなかでも、ここ数年で特に高い人気を博しているサービスの一つがミツモアです。

今回は、独自調査した内容を踏まえてミツモアの実態を探っていきます。

ミツモアへの掲載に興味がある企業様は、ぜひ最後まで読んでみてください!

注目!

BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、併せてご覧ください。

注意

本記事は竹中の主観を多分に含んでおります。アポカレッジは皆様とともにステップアップをすることを目的としたメディアですので、あえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

業者紹介サイト『ミツモア』とは?

ミツモアは、株式会社ミツモアが運営する、各分野の専門業者と出会える相見積もりのプラットフォームです。

個人・個人事業主・法人を問わず幅広い対応領域を特徴としており、提供するカテゴリの総数は実に300以上にのぼります。
依頼者と業者の双方が簡単な手続きでマッチングできる利便性の高さに定評があり、国内でもトップクラス規模を誇ります。

サービスの品質やビジネスモデルが高く評価されており、過去には開催された「日本スタートアップ大賞2023」では“経済産業大臣賞(ダイバーシティ賞)”を受賞。
ほかにも、有望なイノベーション企業を表彰する、みずほ銀行主催のプログラム「Mizuho Innovation Award 2023.4Q」でも受賞を果たすなど、サービスの成長性・発展性もピカイチです。

案件を獲得したい企業様にとって、見込み客を獲得するために有用なプラットフォームだといえます。

【運営会社】株式会社ミツモアの情報

ミツモアを運営する株式会社ミツモアは、東京都中央区銀座に本社を構えています。

『日本のGDPを増やし、明日がもっといい日になる、と思える社会に』をミッションに掲げ、事業を通じて、サービス産業ひいては日本企業の生産性向上を追求しています。

集客・見積もりのプラットフォーム「ミツモア」の運営だけでなく、近年では現場作業を行う企業向けの業務支援システム「プロワン」の開発・提供も手掛けるなど多角的にサービスを展開しています。

名称株式会社ミツモア
所在地〒104-0061
東京都中央区銀座7-16-12 G7ビルディング8階
創立2017年2月8日
資本金1億円
代表取締役石川 彩子
事業内容「ミツモア」「プロワン」の開発と運営
株式会社ミツモアの会社概要

ミツモアのメリット

簡単な手続きでサービスを利用できる

ミツモアの一番の強みは、なんといっても「登録の手軽さ」です。

一部のカテゴリを除き、基本的にはフォームに従って会社情報や決済方法などを入力するだけで登録手続きが完了します。
初期費用や月額費用なども発生しないので、サービス利用のハードルが低く設定されています。

マッチングサイトのご利用がはじめての方でも、安心して利用できるサービスだといえそうですね。

対応領域に合った案件が獲得できる

ミツモアの特徴として「地域に根差したサービス」であることも挙げられます。

依頼者のエリアに近い業者が優先的に紹介されるシステムなので、受注者にとっては確度の高い案件獲得が見込めます。
カテゴリの数は300種類以上あるので、多くの選択肢の中から自社が提供できるサービスを選択できるのも魅力的です。

効率よく営業活動を進められる

ミツモアでは、依頼者からの問い合わせに対して、事前に設定した見積金額が自動で送られる「自動メッセージ応答機能」が採用されています。

依頼者には「素早く見積もりを把握できる」というメリットが、そして業者には「常にPC・スマホをチェックしなくてもよい」というメリットがあります。
煩雑なやり取りを一元で管理することで、営業活動効率よく進められるのは大きな魅力だといえるでしょう。

外回りが多い方や、人的リソースが限られている企業様にとっては、より大きな恩恵を受けられるサービスだといえます。

補足

自動メッセージ応答機能だけで、商談・打ち合わせをセッティングすることはできません。
案件を受注には、メールの返信や電話連絡などの営業活動が必須であることは覚えておきましょう。

ミツモアのデメリット

成約課金型なので見積金額を高めに設定する必要がある

ミツモアでは、案件が成約・受注した場合に料金が発生する「成約課金型」の料金体系が採用されています。

当然のことですが、手数料分を加味した金額を見積もりに計上しなければ、ミツモアからの紹介案件で利益をだすことはできません。

なお、成約手数料はカテゴリごとに異なります。
「案件を受注できたけど、手数料を差し引いたら赤字になってしまった」といった事態を避け、掲載カテゴリの手数料を確認したうえで、最適だと思える見積金額を設定することを心がけましょう。

依頼者との継続的な関係を築きにくい

ミツモアでは、依頼者と業者間での直接取引を防ぐべく、SNSアカウントやメールアドレスなどの連絡先の交換が禁止されています。

依頼者とのやり取りには専用のチャットツールを使う必要があるので、2回目以降もリピートをしてもらう際にもミツモアを介してやり取りを進めなければなりません。
直接的なやり取りができず、連絡に工数がかかるため、依頼者から「手間がかかって面倒だな」と敬遠されることも起こりえるのです。

サービスを利用するうえで、継続者との継続的な関係を築きにくい点は覚えておきたいところです。

なお、ミツモアで禁止されている行為は、公式ホームページの禁止事項・ルールについてに掲載されています。
トラブルなくサービスを利用するためにも、事前に確認しておくことをおすすめします。

発注意欲の低い案件も紹介される

ミツモアでは、依頼者は完全無料かつ気軽に問い合わせができます。

しかし、手軽に使える便利なサービスであるがゆえに、案件の品質や確度にはどうしてもばらつきが生じるという側面もあります。
「依頼する予定はない。とりあえず資料がほしかった」「特に案件はないので、まずは相場価格だけ教えてほしい」といった、発注意欲の低い依頼も含まれることもあるようです。

案件の品質を重視するのであれば、事前にヒアリングが行われる「コンシェルジュ制」が採用されているサービスの利用も検討したほうがよいかもしれません。

ミツモアで集客できる顧客属性

ミツモアの公開情報によると、これまでの総依頼数は370万件を超えていると発表されています。
国内最大級の見積もりプラットフォームとして、現在も順調に依頼数を増やしてることがうかがえます。

幅広い案件の獲得に成功しており、個人のお客様から大手企業に至るまでまで幅広い顧客獲得ができるでしょう。

ミツモアが展開中のカテゴリ

ミツモアでは、実に300種類以上のカテゴリが展開されています。

くらしの領域ではリフォームや水のトラブル、ハウスクリーニングなどのカテゴリが人気を博しています。
ほかにも、ビジネス領域では税理士や行政書士といった士業、給与計算や勤怠管理などのカテゴリが展開されており、多くの依頼者・業者がサービスを利用しています。

なお、ミツモアが提供するカテゴリは、公式ホームページの個人向けサービス一覧」「法人向けサービス一覧で確認できます。
自社にマッチするカテゴリがわからない場合には、直接問い合わせて確認してみることをおすすめします。

ミツモアの費用・料金体系

ミツモアでは、初期費用や月額費用、応募手数料などはかからず、成約手数料のみでサービスを利用できます。

費用・料金体系の内訳を表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、料金体系は変更される可能性があるので、詳細はミツモアに直接問い合わせてみてください。

初期費用無料
月額費用無料
応募手数料無料
成約手数料成約手数料:8%~35%(税込8.8%~38.5%)
※カテゴリ・サービスによって変動
ミツモアの費用・料金体系

ミツモアのお客様の声

成功事例

「システムがシンプルで使いやすく、条件を細かく設定できる。お客様にとっても私たちにとても良い結果を生んでいる。半年足らずで130件ほど受注ができました」

「現場に入っていても自動的に依頼が入ってきます。事前に条件を設定できるので、お客様に一から説明する手間が省け、効率よく話を進められます」

「チャットで事前にやり取りができるので、とても便利です。なによりも価格交渉の時間がとられなくて済みます」

失敗事例

「手数料が高い。受注はできてもコストパフォーマンスが悪いと感じました」

「事前情報が少ない。アバウトな住所や家の大きさしか教えてくれないことがあったので、どうやって交渉をすればよいのかわからなかった」

「他の口コミにもありましたが、電話連絡がまったく繋がらない案件があった。案件の品質が安定しないのはネックに感じた」

ミツモア以外のオススメの業者紹介サイトとは?

ここまで、業者のマッチングプラットフォーム『ミツモア』について紹介しました。

成約手数料のみしかかからない料金体系なので、スタートの敷居が低く設定されているのが魅力的です。
一方で、成約手数料が高めに設定されていることや、案件の品質にばらつきがあることなど、一定のデメリットもある点は覚えておきたいところです。

ここまで記事を読まれた方のなかには「ミツモアは良さそうなサービスだけど、自社には合わない点もあるな……」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そのような悩みをおもちの方にお勧めしたいのが、BtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』です。

EMEAO!では、ユーザーからの問い合わせがあった際に、専任のコンシェルジュがヒアリングを実施する『コンシェルジュ制』が採用されています。

いたずら案件や資料請求の案件が除外されるだけでなく、事前に獲得したい案件情報を設定できるので、費用対効果よくリード案件を獲得できます。
実際に、毎月20件以上の問い合わせを獲得している清掃会社や、有名な大手チェーン店からの案件を受注されたOA機器会社、一部上場自動車メーカーからの案件を受注した防犯カメラ会社など、優良案件の事例も多数あります。

案件の品質を担保しつつ、問い合わせ件数や提案件数も着実に確保したい場合には、EMEAO!の方が向いているかもしれません。

ぜひ、ミツモアとEMEAO!の両方を比較して、より自社にマッチしているサービスを選んでみてください。

ミツモアとEMEAO!を比較のうえ自社にあったサービスを検討しましょう!

今回は、マッチングプラットフォーム『ミツモア』についてご紹介しました。

個人案件から法人案件にいたるまで、幅広い対応領域を特徴とするミツモア。
サービスの使いやすさや、シンプルでわかりやすい料金体系が魅力的なサービスなので、お試しでスタートするのも一つの手かもしれません。

しかし、案件の品質のばらつきがあったり、成約手数料が高めに設定されていたりという意見も見受けられるので、サービスの利用時には他サービスとの比較検討をおすすめします。

案件品質を担保しつつ件数も確保したいという企業様には『EMEAO!』もオススメです。

コストを抑えながらも、コンスタントにリード獲得ならびに受注につなげている成功事例もあるので、コストパフォーマンスにも優れています。
ミツモアとの併用してサービスを利用されている企業様も多くいらっしゃいます。

EMEAO!についてはサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。

他にも比較サイトの評判や費用について知りたい方はこちらをご覧ください。

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この記事を書いた人

BtoBお問い合わせメディアの営業責任者として、これまで600社を超える新規掲載企業の獲得ならびに売上アップに貢献。現在は、これまでの営業経験を活かし、エンドユーザー、サプライヤー共に満足度の高い、お問い合わせメディアを創るべく『EMEAO!』の事業拡大に奮闘中。また、自身が代表を務める草野球チームでもプレイングマネージャーとして大活躍中!

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