有名比較サイト『比較ビズ』の実態とは。評判や費用についても解説

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集担当の田村です。
今回は有名比較サイトの『比較ビズ』をご紹介します。

簡単・手軽リーズナブルに新規獲得出来る比較サイト。

比較サイト・一括見積もりサイトの業界で知名度トップのサービスの一つが『比較ビズ』です。

業界トップクラスの集客力との触れ込みですが、その実態はどのようなものでしょうか?

今回は独自調査した内容も踏まえて徹底解説します!

注目!

BtoBでオススメの比較サイトをまとめた記事もあるので、併せてご覧ください。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

比較ビズとは?

前身サービスを含めて運営16年目を迎える有名な比較サイトです。
「比較サイト」「一括見積もりサイト」の中でもかなり長期間運営されているサイトの一つです。
「比較サイトといえば比較ビズ」とのブランドイメージがほぼ確立されている印象さえあります。

特徴は「士業・コンサルタント」の業界に強いこと。
税理士・社労士の分野で運営に成功しているサイトは少なく、比較ビズの優位性が発揮されている分野です。
その他では「店舗デザイン」など内装工事関係の分野や、ホームページ制作の分野が人気となっています。

比較ビズの統計データ

あくまでも比較ビズが公開している情報ですが、「発注企業者数累計12万社」「年間流通総額20億円」などのデータもあります。
簡単にまとめると、「問い合わせ件数が多い」のは間違いなさそうです。

このデータによると、仮に問い合わせベースだったとしても、16年で累計12万社ということは毎月600件以上の問い合わせがあることになります。
比較ビズが集客力に自信を持っていることを伝えるデータだといえるでしょう。

データの収集方法にもよるが、問い合わせが多いことは確かな模様

比較ビズのメリット

問い合わせ件数が多い

比較ビズの集客力は確かなものがあります。

リスティング広告・SEOを中心とした検索エンジンマーケティングに注力しており、有力なキーワードで一位を獲得。
公開情報から推測すると毎月600件以上の問い合わせを安定的に確保しており、どの分野でも一定数の問い合わせは手堅く確保できるでしょう。

口コミ・評判の項目でもご紹介しますが、多くの人が問い合わせ件数自体には満足しています。

比較ビズの集客力は、掲載する企業にとって大きなメリットだといえますね。

運営カテゴリー数が多い

運営カテゴリー数が多いのも比較ビズのメリットです。

ある程度業界・業種に応じてカテゴリーを絞った比較サイトが多い中、比較ビズは全186ジャンルのカテゴリーを運営しています。
カテゴリーを分割したほうが集客がしやすいという比較ビズ側の思惑もありますが、掲載する企業にとってもより細かく専門的な商材の提案がしやすいというメリットがあります。

また、複数のカテゴリーに掲載することで流入経路を増やすことも可能です。

選択肢が豊富であることはメリットだといえるのではないでしょうか。

比較ビズの運営カテゴリー一覧

非常にリーズナブルな価格体系

比較ビズは後述する通り、非常にリーズナブルな価格体系となっています。

基本的には月額13,800円で利用できるので、数ある施策の中でも最安値だといえるでしょう。

例えばダイレクトメールだと、1通100円で1,000通だと10万円です。

どんな施策でも最安値のテストマーケティングで5~10万円はかかることを思えば、驚異的な価格体系だといえるでしょう。

見積書やメールのテンプレートがもらえる

比較ビズでは、サポート体制の一環として営業のためのテンプレートを無料配布しています。

これまで本格的な新規開拓に取り組んでこなかった方や営業力に不安がある方でも、これらのテンプレートを活用すれば最低限必要な準備は整うのです。

規模が小さい比較サイトだと、そもそもサポート体制自体がないケースもあります。

それを考えると比較ビズは良心的な運営を行っているといえるでしょう。

比較ビズのデメリット

管理画面を注視していないと優良案件を見逃す恐れがある

比較ビズのデメリットは、しっかりと準備をしていないと優良案件を見逃す恐れがあることです。

比較ビズでは「管理画面」と呼ばれる専用のページから案件の詳細を確認できます。
そして内容が自社にマッチしていて提案をしたいとなったら「開封」のボタンを押して企業情報や連絡先を確認することになるのです。

自分たちが良いと思った案件だけ対応できるのでメリットもある仕組みですが、小まめにチェックをしていないと情報が溜まっていきます。
すると、上場企業の案件や自社にとってピッタリな案件が埋もれてしまっているケースが出てくるのです。

さらに言えば、比較ビズは「比較」の名前の通り相見積もり・コンペが前提となります。
見落としてしまうという事は競合に後れを取ることとほぼイコールになります。

とはいえ、実際には他の業務も兼務していると思うので四六時中チェックするのは中々難しいでしょう。

優良案件の見逃しリスクは比較ビズのデメリットだといえそうです。

人気案件の相みつ社数は比較的多い

人気案件の相みつ社数が比較的多くなってしまうのも比較ビズのデメリットです。

案件情報は掲載されているほぼ全社に共有されます。
そのため、高単価案件や優良案件は一般的に掲載企業の興味・関心が高く、開封されやすくなります。
結果的に、10~12社程度の相見積もりになることが少なくありません。

逆に相みつ社数が2~3社の案件だと、予算が少額だったり、技術的なハードルが高かったりするなど別の課題も出てきます。

比較ビズを利用する際には「優良案件だが相みつ社数が多く受注がしにくい案件」と「相みつ社数が少なく受注しやすいが何らかの課題がある案件」とを天秤にかけながら利用をしなければなりません。

テクニカルな意思決定が必要な点は、比較ビズのデメリットかもしれませんね。

資料請求レベルの問い合わせが混じる

資料請求レベルで発注意欲が低めの問い合わせが紛れ込んでしまうのも比較ビズのデメリットです。

ユーザーとしては「発注先を比較して選びたい」とのニーズで問い合わせをします。
この「比較して選びたい」というニーズには、「真剣に発注先を選びたい」というレベルのものもあれば、「ひとまず資料をいくつか見てみたい」というレベルのものもあります。
なので、案件情報として届いたものの、その後の商談には繋がらない案件が一定数含まれてしまうという事です。

もちろん、自社のHPからの問い合わせでもそのような発注意欲の低い案件は一定数紛れ込みます。
とはいえ、そのような案件の方が多いとするならば、対応するのも手間がかかるのでデメリットとなってしまうでしょう。

価格勝負の案件の方が多い

比較ビズは相見積もり・コンペが前提になるサービスだと伝えましたが、どうしても価格重視のユーザーが多くなりがちな傾向にあります。
「比較して良い業者を選ぶ」≒「最安値の業者を選ぶ」との認識のユーザーが多いからです。

比較ビズも問い合わせ確保のために「最安値」「リーズナブル」などの訴求を採用することもあるため、構造的に価格重視の人が多いのだと割り切って使うほかないでしょう。

もちろん、価格競争力に秀でた企業であればビッグチャンスが眠っているといえます。
また、比較ビズは開封して提案をするかどうか選べるので明らかに価格重視の案件は対応しないことも可能です。

少なくとも「上場企業の案件や高単価案件ばかりがどんどん紹介される」わけではないので注意しましょう。

比較ビズの費用・料金体系

比較ビズの料金体系は、月額13,800円となっています。
これは数多くある比較サイト・一括見積もりサイトの中でも最安値クラスの料金です。

オプションサービスなど新しく開発されている可能性はありますが、基本的にはこの月額13,800円の範疇で利用が出来ると考えていいでしょう。

「有料施策を試しても良いが、いきなり数十万円は難しい……」という方は、比較ビズを試すのがオススメです。

比較ビズのお客様の声

成功事例

発注単価が30~50万円と弊社の事業規模にマッチしていました。月額料金もリーズナブルなので弊社にとっては使いやすいサービスです。

利用料金が安いので新規獲得のルートの一つとしてはありがたい。コスパが良いので3年ほど利用している。

月10件までは月額費用だけで済むので良いですね。他の集客ルートが落ち込んだときは、比較ビズに注力することで最低ラインを維持しています。

失敗事例

比較ビズは商談の時に聞いたよりも相みつが激しい印象です。開封作業が遅れることが競争に遅れることとほぼ同じで、いつも見ていないといけないので疲弊します。

長期間使っているのですが資料請求ベースで終わる案件も多いですね。受注が生まれているので解約まではしていないのですが、対応するのも手間なのでベストとは言えません。

結局の所、値段の叩きあいになる案件の方が多いです。その分価格も低いのかもしれませんが、ウチの場合は割に合わないなぁと感じますね。

編集担当 田村

成功事例の全てで利用料金について触れられています。やはり、他社と比べても非常にリーズナブルで魅力なのでしょう。
失敗事例については対応工数や案件品質といった所に不満があるようですね。ただし、問い合わせがあることが前提の話ばかりなので集客サービスとしてきちんと機能しているとは言えそうです。

比較ビズ以外のオススメの業者紹介サイトとは?

比較ビズは集客効果もあり価格もリーズナブルなので、自社にマッチしたカテゴリーがあれば掲載を検討するのも良いでしょう。
一方で、相みつ社数が多かったり、価格重視の案件が多いとのデメリットがあったのも事実です。

もし、比較ビズの代替案を探したいという方はBtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』を検討してみてください。

比較サイト・業者紹介サービスの一つですが、『コンシェルジュ』が案件を全件ヒアリングして発注確度が低い案件や明らかに実態と乖離した無理難題の案件は紹介をせず差し戻しする点が特徴です。

資料請求レベルのユーザーには相場情報や基礎知識をお伝えして対応を終了、掲載している企業には情報提供しません。
同様に、「Pairsのようなアプリを10万円で開発したい」など実態とあまりにかけ離れた案件も事前にスクリーニングします。

さらに、相見積もり・コンペがユーザー・掲載企業双方の負担になりかねないことを考慮し、『最大8社・平均4.5社』と同時紹介社数を制限している点も特徴です。
提案が受注率30%の清掃会社や、毎月4~5件の受注が生まれている消毒・除菌会社などの成功事例もあります。

案件品質や受注率が懸念点だと思う方はEMEAO!を検討するのも良いのではないでしょうか。

手軽に試したい企業は比較ビズを、案件品質にこだわりたい企業はEMEAO!を検討しよう!

今回は有名比較サイトの『比較ビズ』についてご紹介しました。

同業他社と比較しても、問い合わせ件数が多くかなりリーズナブルな料金体系なのが特徴の比較ビズ。
類似サービスの中では人気のあるサービスなので、マッチする企業の方は検討する価値はあるでしょう。

ただ、相みつ社数が多く、値段のたたき合いになりやすいという声があるのも事実なので、検討する際はぜひ慎重に調べてみてください。

一方、発注確度や受注率が重要な企業の方には、EMEAO!もオススメです。
「受注率30%で売上アップ」という成功事例もあり、比較ビズとの併用や乗り換えの事例も複数あります。

EMEAO!についてはサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ!』で詳細を紹介しているので、チェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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