清掃会社比較サイト活用の課題

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は清掃会社比較サイト活用の課題について考察します。

清掃会社の新規集客において注目を集めるのが、登録するだけで安定的に問い合わせが獲得出来る「比較サイト」です。

いわゆるテレアポやダイレクトメールからの集客は中々反応が芳しくない中で、効果的な施策として注目する人も多いかもしれません。

しかしながら、清掃会社比較サイトには複数の課題があり登録を躊躇する人がいるのも確かです。

今回は清掃会社比較サイトの課題とは一体何なのか考察します。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

清掃会社比較サイトの3つの一般的な課題

人気のない比較サイトを選ぶとそもそも問い合わせがない

比較サイトの一つ目の課題は、「人気のない比較サイトを選ぶとそもそも問い合わせが来ない」ことです。

実は比較サイトはHP制作が出来るような人たちであれば簡単に作れます。
仕組みも複雑ではないので新しいビジネスとして取り組むHP制作会社やWEBマーケティング会社が多くいます。
しかし、サイトを作るまでは簡単でも問い合わせを獲得するのが難しいのが比較サイトです。

実際に立ち上げたのはいいけれども問い合わせが全く獲得出来ないので撤退するような比較サイトも少なくありません。

中々見極めるのは難しいのですが、問い合わせが十分に獲得出来ない比較サイトを選んでしまうと全く無意味になってしまうのは大きな課題だといえるでしょう。

問い合わせ対応が困難な場合がある

問い合わせ対応が難しいのも、特に清掃会社比較サイトで見られる課題です。

清掃会社は代表や役職者も現場作業を行っているケースが多くあります。
その場合、仮に問い合わせが来てもすぐに連絡が出来ずチャンスを逃すばかりになる恐れがあります。
他の業界・業種でも同じ課題は見られるのですが、清掃業界は特にその傾向が強くなっています。

これは清掃会社比較サイトを活用する際の課題だといえるでしょう。

相見積もりになることがほとんどなので受注に繋がりにくい

比較サイトとは「何社か比較したい」というニーズがある人が問い合わせてきます。
なので、そもそもある程度他社との競争になることが前提のサービスです。

もちろん自社のHPからでも複数の業者に問い合わせして比較していることは良くあるので、無暗に恐れる必要はありません。
ですが、「ハンコを用意して待っている人たち」から問い合わせが来るようなイメージでいると肩透かしに感じてしまうでしょう。

しっかりと対策をして営業活動が出来ないと苦戦する可能性があるのは確かです。

清掃会社ポータルサイトの課題

比較サイトと似たサービスでポータルサイトもあります。
簡単にいうと「情報を掲載しておくと注文が入ったときに知らせてくれる」タイプのサイトです。
くらしのマーケット生活100当番が有名です。

比較サイトとは違って注文が入った時だけ情報が届く仕組みなので、上述の課題は多くがクリアされています。
しかし、ポータルサイトにも残念ながら課題があるので、そちらについても解説します。

ポータルサイトだと価格競争になりやすい

まず、ポータルサイトはユーザーが自社を選んでくれなければ注文が入りません。

各社とも思い思いのアピールをするのですが、定番の施策として「特別プラン」や「クーポン」があります。
簡単にいえばそのポータルサイト経由のユーザー限定で割引を行う施策です。

ただ、ここに落とし穴があります。

それはクーポン割引を見た他社が追随してきて値下げ競争になることです。

今まで順調に注文が入っていた企業が他社のクーポン割引によってダメージを受けたとすると、対抗して値下げをしてくる可能性があるのです。
もちろんこれは清掃会社ポータルサイト以外でも見られる現象ですが、清掃会社ポータルサイトだとズラッと各企業の情報が一覧で出てくるので顕著に価格競争になりやすいのです。

このように価格競争になりやすい点は、清掃会社ポータルサイトの大きな弱点だといえるでしょう。

手数料が高い

関連して、清掃会社ポータルサイトは手数料が高めに設定されていることが多いです。

例えばあるポータルサイトは「売上の一律20%」が手数料となっています。
仮に1万円で価格設定していたとしたら、手元に売上として残るのは8,000円だけです。

そこから人件費や交通費、洗剤などの費用を捻出しないといけないので利益が残りにくくなってしまいます。
ハウスクリーニングなど単価が低いサービスで売上の20%となるとそもそも手が出ないかもしれません。

もちろん、ポータルサイト経由で注文したユーザーが2回、3回と追加発注をしてくれる仕組みが作れれば話は別です。

しかし、そのような高度な仕組み作りは難易度が高く一朝一夕にはいかない施策なので、やはり手数料が高い点は清掃会社ポータルサイトのデメリットだといえるでしょう。

悪い口コミがあると注文が来にくくなる

清掃会社ポータルサイトの最後の課題は、悪い口コミがあると一気に注文が来にくくなることです。

もちろん通常の経営をする中でも口コミや評判は非常に重要なので、いつもサービスの改良に努めるべきなのは間違いありません。
ただ、清掃会社ポータルサイトで口コミが特に問題となるのは、多くのサイトで「口コミ投票機能」を搭載しているからです。

ユーザーにとっては非常に便利で不可欠な内容なので口コミ投票機能の搭載は避けられない流れではあるのですが、一つでも悪い口コミがあると一気に注文が届きにくくなるのも否定できません。

ユーザーの意思で投稿しているので清掃会社の側で出来ることはあまりないのですが、せめてスパムのような口コミについては調査をしてもらえるようなポータルサイトの方が安心でしょう。

清掃会社ポータルサイトを使うとするのであれば、改めて気を引き締めて業務に取り組まないと口コミで痛い目を見るかもしれませんね。

それでも清掃会社比較サイト・ポータルサイトを使うべきケース

ここまでの説明を読んでみて、「ウチの会社で清掃会社比較サイトを活用するのは難しそうだ……」と感じた方も多いでしょう。

しかし、それでも多くの比較サイト・ポータルサイトが存在しているのはそれだけニーズが強いからです。

実際に課題があったとしても清掃会社比較サイトを使うべきケースが存在します。

ここから具体的に解説していきます。

集客に苦戦していて問い合わせが0に近い

まずは、そもそも問い合わせが0であるケースです。

集客に大きな課題がある場合、月間の新規問い合わせ自体が0ということも十分考えられます。

直近では人脈で得た案件や下請け仕事で売上を維持することは出来るかもしれません。
ですが、サービス品質に納得が行かなくて乗り換えるケースもありますし、下請け仕事だと利益が残らないケースも考えねばなりません。

実際に、中小企業の倒産理由第一位は「販売不振」です。
分かりやすく言えば集客に失敗するから倒産してしまうのです。
なので、新規集客が0という状態は避けねばならないのですが、どのような施策も即効性は期待できず手間がかかってしまうのが実態です。

参考:中小企業庁:倒産の状況

比較サイトは確かに受注に中々繋がりにくかったり、対応が苦しいという課題はありますが、良いサイトを選べば問い合わせ自体はしっかり獲得出来ます。
そして完璧な対応は難しくても、出来る範囲でメールや電話をして行けば十分アポは取れますし、結果的に受注が少しずつ生まれていくものです。

自力で受注出来るようになれば対応の手間を省いたり、利益を残すための改善をしたりすることは可能なので、まずは問い合わせ確保のために比較サイト利用を検討すると良いでしょう。

夕方などユーザーに連絡をする時間は取れる

もし夕方まとめてでも電話やメールをすることが出来るのであれば、比較サイトを活用する余地はあります。

なぜなら、清掃の分野においては必ずしも即レスが出来なくてもアポが獲得出来るからです。

実際に比較サイト運営業者としてクライアントとやり取りを重ねていますが、ほぼ全ての清掃会社の方が「現場に出ているので連絡が来てもすぐに対応するのは難しい」とおっしゃいます。
そのため「連絡が遅れたしもうダメだろう……」と思ったとしても、実は自分たちしか連絡をしていないので一番最初に返信した会社になることさえあるのです。

だからこそ、出来る範囲でもいいのでコツコツ連絡しさえすれば100%とは言いませんが5割、6割はアポが取れたりするのです。

アポが取れれば、その後一定の割合で受注が生まれることが期待できます。
多少苦しくてもコツコツアプローチが出来るのであれば大いに利用する価値はあるでしょう。

事業を拡大するために新規開拓強化が必要

事業を拡大したい際にも比較サイト利用を検討する価値があります。

事業を拡大する際には売上を大きくアップさせていく必要がありますが、これまでの営業目標からするとかなり高い目標になることは避けられません。

テレアポやダイレクトメールはもちろんの事、SEO対策などを手掛けたとしてもまだ問い合わせ件数が足りないという事態も想定されます。

そんな時に比較サイトを活用すれば、自社だけでは掘り起こせない案件を比較サイト経由で獲得することが可能となります。

「自分たちの事は知らないのだが清掃のニーズ自体はしっかり持っている」ユーザーにアプローチする際には、比較サイトを活用することは一考に値するといえるでしょう。

集客への課題が強いなら比較サイト登録を検討する価値はある

今回は清掃会社比較サイトの課題について考察しました。

清掃会社比較サイトは万能の施策では決してないので、全ての清掃会社にとって有効な施策では決してありません。

とはいえ、集客に課題のあるような企業については利用する価値があるのも確かです。

今回の記事も参考にしつつ、ぜひ慎重に検討をしていただければと思います。

注目

EMEAO!は清掃会社の方向けのカテゴリーがある比較サイトです。
コンシェルジュが事前ヒアリングをして、発注意欲が無い方はご紹介しないなど、通常の比較サイトの弱点をしっかりとカバーしています。
清掃は毎月100件近く問い合わせがある人気分野なので、集客の課題がある清掃会社の方はサービス紹介サイト『もっと知るエミーオ』からぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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