SNSマーケティングの3つのデメリット

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はSNSマーケティングのデメリットについて解説します。

皆さんは、SNSマーケティングによる集客に興味はありますか?

「無料で集客できるのはすごい!」
「バズった時の拡散力がすごい!」
「ファンが増えて集客が非常にはかどる!」

このように感じるのはあながち間違いではありません。

しかし、SNSマーケティングは決して万能の施策ではないのです。
安易に手を出してしまうと痛い目を見てしまう施策でもあります。

そこで今回は、SNSマーケティングに取り組む際に注意すべきポイントについて解説します。
SNSマーケティングに本格的に取り組むかどうかの判断材料にしてください!

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

SNSマーケティングには労力がかかる

まず初めに、SNSマーケティングは労力がかかります。

具体的には、コンテンツのネタ探し、写真素材の用意、投稿する文章そのものの執筆、アナリティクス機能による反応の分析などです。

投稿そのものはクリック一つで出来ますが、1投稿辺り事前準備で30分程度かかることはよくあります。
特にレストランが料理の紹介をしようとすると、料理作りと写真撮影を合わせて1時間を超える準備が必要となることもあり得るでしょう。

けれども、コンテンツのネタ探しと写真素材の用意は、SNSマーケティングの効果を決める大切な要素です。
高い効果を出したいならおろそかにするわけにはいきません。

真剣に取り組めば取り組むほど負担が増えていくのはSNSマーケティングのデメリットと言えるでしょう。

複数のSNSをやらなければならないこともある

もしも複数のSNSをやらなければならないとすれば、この「労力がかかる」というデメリットは無視できないものとなります。

例えば、拡散力のあるTwitterとビジュアルでアピールできるInstagramを併用したとします。
すると、TwitterとInstagramはアピールすべきポイントが違うので同じネタでも適切に加工・編集しなければなりません。
結果的に、ネタは1つにもかかわらず2投稿分の作業をしなければならないというケースが発生します。
それぞれのSNSで反響が取れるネタや発信内容は異なるので、別施策を行っているとみなしたほうが適切です。

なので、複数のSNSを使うとすれば労力についてはかなり大きなものとなるのは覚悟しないといけません。

成果が出るまでに長い時間がかかる

SNSマーケティングの次の注意点は成果が出るまでに時間がかかることです。
一概には言えませんが、半年から1年、それ以上の時間がかかることも十分にあり得ます。

当たり前ですが、自社の公式ページを立ち上げた直後はファンやフォロワーは0名です。
しかしながら、反応がない時からコンテンツをコツコツと発信していなければフォロワーは増えません。
また、自分たちからフォローできるSNSであれば自分たちからフォローをして興味を持ってもらうことも必要となります。

このように努力してまずはフォロワーを増やしていくのが成果を出すための前提条件となります。

さらに、次はそのフォロワーの中から自社や自社サービスそのものに強い関心や愛着を持つ「ファン」を育てていかなければなりません。
ファンづくりには非常に有益で他社と差別化された投稿をするか、人柄が出て親近感がわくような投稿をしていくことが求められます。

また、一回見ただけで強烈なファンになるということは珍しいケースです。
実際には、何度か繰り返し見る中で興味が増していくことが多いでしょう。
よって、安定したクオリティーで長期間発信を継続することも求められます。

このように、SNSマーケティングはフォロワー集めとファン化の二段階のステップが必要です。
そして、それぞれ長い時間がかかります。

即効性を期待すると肩透かしとなってしまうので注意してください。

炎上リスクがある

最後に触れなければならないのは「炎上リスク」です。

炎上は必ずしもSNSマーケティングを行っているから起こるわけではありません。
チラシやCMの内容等が批判を浴びるようなケースもあります。

とはいえ、SNSを起点とした炎上が発生していることも事実です。

例えば採用担当者が、自社の面接で起こった応募者の受け答えをネタに揶揄するような投稿を行って炎上したことがあります。
結果的に所属会社のHPから採用に関するコンテンツが一部削除されるなどの騒動となりました。

また、意図せず差別的発言や不適切発言を投稿してしまい公式ページに批判が多く寄せられるというケースですと頻繁に発生しています。

このようなリスクは担当者や社員へのSNS利用に関する研修を行うなどの対策をすることで抑制は可能です。
しかし、使い方に気を付けなければいけないのは間違いありません。

SNSマーケティングは手間と時間がかかる施策

今回はSNSマーケティングの注意すべきポイントについてお伝えしました。

明確に言えることですが、SNSマーケティングには即効性はほぼありません。
特にSNSだけで集客をしようとするような場合はかなり長期的な施策になる可能性も覚悟しましょう。

丁寧に日々投稿を続け、炎上にも気を配る慎重さが求められるのがSNSマーケティングです。

「SNSさえやっていれば集客できる!」と安易な気持ちで取り組むと、思わぬしっぺ返しを食らってしまうかもしれないので気を付けてください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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