SNSマーケティングが上手くいくコツ

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はSNSマーケティングのコツを解説します。

BtoB企業においても要注目のSNSマーケティング。

一体どのようにすれば効果を上げることが出来るのでしょうか?

そこで今回はTwitterフォロワー5,000名以上を達成した知見も交えつつ、幅広いSNSに共通するコツをお伝えします。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

SNSマーケティングのコツとは

そもそもの目的を明確にする

SNSマーケティングを始めようとするときに安易に「公式アカウントを作ろう!」と考えるのは実は間違いです。

SNSマーケティングは公式アカウント以外にも、「SNS広告」や「インフルエンサーマーケティング」、あるいは「SNSキャンペーン」など様々な手法が有ります。

自社が目指す成果によってぴったりの手法は異なりますし、もしSNS上で目的達成が難しいようであれば敢えてSNSは利用しないとの判断も出来るでしょう。

例えば「資料請求などの直接的なコンバージョン獲得」であればSNS広告だと成果が出る可能性があります。

業界・業種、ターゲット層を具体的に分析をして効果が出そうであれば出稿をすると良いでしょう。

このように、そもそもの目的を明確にすることが「SNSマーケティング」の第一歩なのです。

売り込みは避けるべし

SNS上での直接的な売り込みやアピールは避けたほうが良いでしょう。

現在のユーザーは企業主体の発信を信用しにくくなっています。

メリットを訴求しても「何が裏があるのではないか?」と一度疑ったうえで、興味がある内容であれば慎重に情報収集などを行って判断を行います。

なので売込やアピールを頻繁にしているとむしろ悪印象を与えてしまう可能性も懸念されます。

ここで重要なのが、口コミです。
企業が主体となって発信する情報の価値が低下するのと反比例して、口コミの影響力は非常に強まっています。
企業名・商品名を投稿に内容に加えたものはもちろん、企業の投稿をシェアしたり、ハッシュタグ付きで投稿したり、あるいは画像を利用して引用したりと、様々な形の口コミが日々しています。

企業のCMやPR投稿には反応しない人でも、口コミを見たらあっさり購入することが非常に増えているのです。

具体的なテクニックは後述しますが、「売込は避け口コミを大切にする」意識は常に持ち続けましょう。

SNSアカウント運営のテクニック

ここからは、SNSマーケティング施策について解説していきます。

今回はその中の一つとしてSNSアカウント運営について具体的なテクニックや考え方をご紹介します。

様々な施策がありますが、無料で手を付けることが出来るSNSアカウント運営はやはり疎かには出来ません。

ぜひ参考にしてみてください。

定期的に投稿する

まず、何よりも大切なのが定期的に投稿することです。

SNSはブログとは異なり書いた記事が積みあがることはありません。
SNSで投稿したら、過去の投稿はどんどん後ろに流れていってしまいます。

かといって、一か月に1回程度しか投稿しないのもダメです。

各SNSによって多少の違いはありますが、基本的に活発に投稿している人の方が良くタイムラインに表示されるからです。
様々な人が活発に投稿する中で自分たちはほとんど投稿していないのであれば、埋もれてしまう可能性が高いでしょう。

なので、まずは定期的に投稿をすることが基本中の基本です。

SNSアカウント運営で最後に勝つのは「継続した人」

実際にSNSのアカウントで良くあるのが、「立ち上げたはいいけど放置状態になってしまう」ことです。

理由は様々ですが、一旦放置してしまうとプラスの効果は望むべくもありません。

色々な工夫や会社としての対策も必要ですが、まずは定期的な投稿を続けましょう。

逆に言えば、多少粗くても投稿を続けていけば少しずついいねやフォロワーの数が伸びていきます。

この点は企業におけるSNSマーケティングでも一緒なので、ぜひ意識しましょう。

自社商品と流行の重なる所を狙う

「自社商品と流行の重なるところを狙う」ことは、SNSマーケティングの奥義ともいえる内容です。
SNSで拡散と興味を引くことの両立が出来るからです。

例えば2020年前半に「おうち時間」がブームになりました。
新型コロナウィルスの影響で自宅待機を余儀なくされた人たちの間で「自宅で過ごす時間を有意義に過ごしたい」というニーズが発生したことから生まれた言葉です。

例えば、自社が食品メーカーであれば、家で簡単に作れるレシピをピックアップして紹介、そのレシピに自社商品を利用すると注目を集められるでしょう。

よりBtoBに引き付けて考えるなら、「テレワーク中のセキュリティーリスクが心配……」というニーズと、自社サービスとの合致する部分を探るのも良いですね。

「テレワーク中のセキュリティーをアップさせるコツ」という記事を作成してSNSを通じて発信すると、興味・関心の強い人が自社の記事に流入してくる可能性が高まります。

このように、世の中の流行・ニーズと自社サービスが重なり合う部分を狙って投稿すると効果的に反響が得られます。

UGCを積極的に利用する

SNSマーケティングで重要なのが「UGC」です。
これは、「ユーザー・ジェネレーティッド・コンテンツ」の事で、「口コミ」もその一部です。
「UGCが発生するような投稿を意識すること」と、「既に発生しているUGCを利用すること」の二点が重要となります。

「UGCが発生する投稿を意識」とは?

UGCが発生する投稿を意識するとは、提案型のコンテンツ作成・発信をすることに他なりません。

例えば、流行と自社サービスの重なりを狙うことも重要ですし、季節のイベントに合わせて商品PRをさりげなく入れ込むことも出来ます。

また「実はこういうケースでも自社サービスは役に立つ」という豆知識はコアなユーザーにとっては貴重な情報なのでUGCが発生する可能性があります。

あるいは、積極的にSNS上の流行りに乗っかってみるというのも良いかもしれません。

SNS上では不思議な流行が定期的に発生します。
特定のドラマやアニメの話題や、人気商品の話題などが分かりやすいでしょう。

例えば2020年11月だと、『鬼滅の刃』の劇場版が非常に人気となっています。
この鬼滅の刃のキャラクターを連想させる内容が商品に含まれていると、ファンが勝手に紐づけて話題にし始めることがあります。
実際に某炊飯器メーカーがTwitter広告で新商品PRをしたところ、鬼滅の刃と一切関係が無いのにも関わらず、登場人物のセリフと絡めた投稿が続出しました。

これはまさにUGCとして勝手に生まれた話題ですが、多少意識して意図的に狙ってみても良いかもしれません。

「既に発生しているUGCを利用する」とは?

もう少し手堅くUGCを利用することも可能です。
ユーザーが自社サービスについて口コミをSNS上でしていたら、積極的に関わっていくのです。

例えば、「A商品は美味しい!」という投稿を見かけたら、コメントでお礼をしつつ、その投稿をシェア・リツイートします。
こうすると、自社のフォロワーに対してお客様の声を直接露出することが出来ます。

さらに、このようにユーザーに積極的に対応していると、ユーザー側が好印象を持ちます。
イメージとしては、好きな芸能人に直接コメントをもらったのに似た印象を持ちます。
少しコメントをするだけで、このユーザーの満足度がアップしてまた口コミをしてくれるという効果も期待できるのです。

ちょっとした操作をするだけで出来るのですから、やらないほうが損だと言えるでしょう。

また、UGCからフィードバックを受けてコンテンツ作成するということも可能です。
どういう事かというと、自社商品を通常とは異なる使い方をしているユーザーがいたら、その使い方を公式情報として発信するのです。

これは、「自分たちでは気が付かなかった商品の価値をユーザーが発見してくれた」ということであり、好反応を得られる確率も非常に高いといえます。

自分たちが頭を悩ませて打ち出すキャンペーンよりもローコストで大きな反響が得られるのではないでしょうか?

UGCを徹底的に利用するのがSNSマーケティングのコツだといえるでしょう。

『エンゲージメント』を意識する

他にもSNSマーケティングをする上で重要なのが、「エンゲージメント」を意識することです。

エンゲージメントとは、「関与」という意味があります。

SNSマーケティング上では「いいねやコメントが付きやすい」という意味で捉えても良いでしょう。

エンゲージメントの高低と、問い合わせ数アップやUGCの発生件数増加には一定の関係性があります。

「濃いファンがちゃんとついているかどうか?」を判断する事が出来るのです。

エンゲージメントを高めるための具体的にテクニックについてもご紹介します。

キャラクターを見せる

まずは、企業のページにしろ個人のアカウントにしろ、「キャラクター」を見せていくことが大切です。

SNSは元々コミュニケーションを深めるためのサービスです。
もちろん利用ユーザーも何らかのコミュニケーションをより良くすることを期待しています。

そのため企業の公式ページだったとしても、「運用している人の素顔が垣間見える」ことが重要なのです。

ここ最近はあまり目立っては言われなくなりましたが、「中の人」、つまり運営する人の日常やキャラクターを少しずつ絡めていくことはエンゲージメントを高めるために効果的です。

少しずつプライベート寄りの投稿も意識して混ぜてみると良いですよ。

コメントには積極的に反応する

次に、コメントには積極的に反応することが大切です。

芸能人など元々知名度や好感度が高い場合は別ですが、SNSマーケティングにおいてどの企業も最初は無名です。

なので、少しずつでも反応をしてくれる人が出てきたのであればコメントをしながら積極的に交流をしていくのが良いでしょう。

交流を深めていくと、興味深い内容の投稿をした際に普段からやり取りをしている人がシェア・リツイートしてくれたりもします。

ある意味では、これもキャラクターを見せて親近感を持たせることの一環ともいえます。

積極的な交流がエンゲージメントを高める基礎なので丁寧に取り組みましょう。

自社サービスへの言及があったら積極的にシェアやリツイートする

これは既に述べていますが、自社サービスへの言及があった際は積極的にシェアなどするようにしましょう。

UGCが既に埋まれているということなので、フォロワーの人にとっても興味深い内容ですし、シェアされる方にとっても嬉しいことです。

情緒的な交流によって好感度を高める効果があり、エンゲージメントを高めることにももちろん役立つでしょう。

結果的にUGCがより活発に生成されるようになりますし、UGCには拡散効果もあるので知名度のアップも可能になります。

ぜひ、積極的に取り組みましょう。

流行を見極めながらユーザーと交流することが効果を出すコツ!

今回はSNSマーケティングのコツをご紹介しました。

今回の内容はある程度どのSNSでも共通する内容になっています。

SNSマーケティングのコツは流行の見極めとユーザーとの交流にあるので、この二点はぜひ覚えてください。

それぞれのSNSごとのコツやより具体的なテクニックも紹介していくのでお楽しみに!

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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