一人親方の仕事のもらい方

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はいわゆる「一人親方」の仕事のもらい方について解説します。

個人事業主の「一人親方」として建設業に従事している方は全国で約51万人とされています。

一人親方にとっては実際の工事だけではなく営業活動も非常に重要です。
取引先が増えてある程度安定的に案件がもらえるようになるまでは、積極的な営業活動をして行かなければいけません。

さて、営業活動といっても具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか?
今回は、「一人親方の仕事のもらい方」について考察してきます。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

地道に営業する

まず、建設業の一人親方だから特別な何か手法があるわけではありません。

営業活動として打ち合わせ、商談をコツコツと積み重ねていくことが大切です。

では、その打ち合わせや商談のアポをどのように獲得すべきか考えてみましょう。

異業種交流会に行く

まず一つ目は異業種交流会に参加することです。

商工会議所主催の異業種交流会中心に、建設関係者が出入りする交流会を探していきましょう。
そして、仕事を発注する立場にある建設会社の社長や部課長に出会ったら、しっかりと名刺を渡してアピールをするのです。
自分がどのような経歴で、何の工事を得意としているのかなど端的に話せるようにしておきましょう。

また、もし遊びに誘われた際は積極的に参加しましょう。
接待ゴルフなど典型的ですが、中小企業の社長などまだまだ人情やコネで動く節は否めません。
全く同じスキルと単価の人であれば、プライベートも含めて交流がある人に依頼する傾向があるのは確かです。

将来、自分が経営者になって部下を雇うようなレベルになっても似たような交流はなくならないでしょう。
なので、練習だと思ってコツコツと取り組んでみてください。

このように積極的なアピールと交流を続けていくことで、結果的に仕事の相談や打ち合わせが増えていくので真剣に取り組みましょう。

建設会社のHPの「職人募集」から問い合わせる

ネットで建設会社を検索して、HPの「職人募集」のページから直近で工事がないか問い合わせてみましょう。
このように募集をかけているという事は案件数が多く、現場の作業員を募集している可能性は高いからです。
自分の住んでいる地域はもちろん、在住している都道府県の会社には全て連絡するぐらいの気持ちでやってみましょう。

補足すると、返信が速い企業から優先的に日程調整をして面談しましょう。
返信が速いということは、日ごろから仕事の連絡や問い合わせが多いために対応が磨かれている可能性が高いからです。
儲かっている会社の方が仕事も豊富で長期的に付き合えるので、自分でも相手の会社を見極めるつもりで観察すると良いでしょう。

飛び込み営業をする

駆け出しで工事もほぼ入っていない時は飛び込み営業も大切です。

建設会社の中でもしっかり売上がある企業は慢性的に人手不足となっています。
そのため、実際に作業をしてくれる一人親方の話を聞いてくれる可能性は、他のサービスの飛び込みよりはあるでしょう。

もちろん、飛び込み営業自体が難しい手法ではあるので中々打ち合わせに至るケースは少ないかもしれません。
ですが、立ち上げ当初で仕事がほぼ無い状態が続いてしまうと廃業の危険性もあります。

中々選り好みできる状況でもありませんし、失うものもありませんのでまずはトライしてみましょう。

マッチングサービスを活用する

一人親方が仕事をもらう上で、マッチングサービスが欠かせないものとなってきました。

マッチングサービスとは、作業員を探している建設会社と、仕事を探している作業員や下請け企業を相互紹介するサービスです。

様々なサービスがあり中には一人親方には使いにくいものもあるのですが、次のサービスは評判も良いのでオススメです。

CraftBank

CraftBankは元請けとなる発注会社と工事会社をマッチングするサービスです。

全国22,000社が既に参画をしており、一人親方の個人事業主も登録中。

小まめに情報をチェックすることで着実にネットワークを広げることが可能です。

案件を受けたいときだけではなく自分が協力会社を探したい時も活用できる点が魅力のサービスなので、気になる人は有料プランの登録も視野に調べてみると良いでしょう。

請負市場

請負市場も元請けとなる発注会社と工事会社とをマッチングするサービスです。

単価の高めの案件も公開されており、ステップアップのための利用も可能。

ランキング・評価制度があるのでコツコツと取り組んでいけばより良い案件が指名で舞い込む可能性もあります。

工事の種類も多いので、登録して損はないサイトだといえるでしょう。

助太刀

助太刀は建設業界の様々な課題解決をするアプリサービスです。

分かりやすいレイアウトのアプリで、FacebookのDMのように直接発注会社の担当者とやり取りが可能。

また、助太刀を使って工事用具の購入や修理ができるなど集客以外の機能も非常に充実しています。

月額1980円で集客の機能がフルに活用できるので、ぜひ登録しておくことをオススメします。

補足

「そもそもマッチングサイトって何なのか?」「どういうメリットがあるのか?」などが気になる人は、アポカレッジの「資料請求・比較サイト」のカテゴリーをご覧ください。
マッチングサイトを含む、比較サイトビジネスに関する情報をどこよりも詳しく解説中です。

賢く地道に営業活動をして行こう!

一人親方の仕事のもらい方としては、地道な営業活動が何よりも大切です。

「親方」とは経営者であり、自分で仕事を獲得していくことが仕事です。

社員として待っているだけの姿勢からは転換をしなければなりません。

実際の営業活動としては異業種交流会の参加や問い合わせなど泥臭い人脈作りはもちろん、ネットの力も活用して効率よく取り組むのも良いでしょう。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

目次
閉じる