特殊清掃・ゴミ屋敷清掃の集客はどのように行うのか?

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は特殊清掃・ゴミ屋敷清掃の集客をする際のポイントをご紹介します。

特殊清掃やゴミ屋敷案件の集客は、ユーザーのニーズも強く社会貢献性も高い仕事です。

また、業務の困難さがあり通常のハウスクリーニングなどに比べて単価が高めともなっています。

経営者としてみればぜひ集客を強化したい分野ではありますが、具体的にはどのように集客をして行けばいいのでしょうか?

今回は、特殊清掃・ゴミ屋敷案件の集客に絞って解説します。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

特殊清掃・ゴミ屋敷案件集客の基本方針

まず初めに、特殊清掃・ゴミ屋敷案件の集客は「反響営業」が基本になります。

想像してみて欲しいのですが、一般家庭に「特殊清掃を行っているのですが、どなたかお亡くなりになった方はいらっしゃいますか?」と飛び込み営業をすることは非常に問題があるでしょう。
追い出されるだけで済めばいいのですが、警察を呼ばれるなどトラブルを起こしかねません。

もちろん病院や官公庁に訪問をしてチラシを置いてもらったり、万一の時は連絡をしてもらったりするような交渉は可能だと思います。
とはいえそれも広い意味では「問い合わせが来るのを待つ」反響営業に含まれるでしょう。

特殊清掃やゴミ屋敷の集客は「事態が発生して困ってしまったユーザー」が自ら積極的に問い合わせてくるのを待つことになります。

なので、いざという時に思い出してもらえるように認知を広げたり、集客の窓口を広げておくことが重要なのです。

特殊清掃・ゴミ屋敷案件の集客で活用できる施策

HP(SEO対策)

まずはHP作成と基礎的なSEO対策を施すことが大切です。
後述する様々な施策で自社について露出をした後、見込み客の人が検索をして実績や料金をチェックしに来ることが考えられるからです。

デザインが良いというよりは、必要な情報がきっちりと揃ったHPを制作。
最低限、自社の社名で検索した時に一位表示されるようなSEO対策は抜かりなく実施しましょう。

出来れば特殊清掃・ゴミ屋敷清掃に関する分かりやすいブログ記事も書いていけると、検索から自社の事を知ってもらえる可能性がアップするのでオススメです。

まずはWEB集客の入り口として、HPの作成から始めると良いでしょう。

googleマイビジネス

HP制作と並行してgoogleマイビジネスへの登録を進めるのもオススメです。

googleマイビジネスとは、会社情報をgoogleに登録するとgoogleマップで情報が表示されるようになります。

例えば「八王子市 特殊清掃」等と検索した際に、自社のオフィスが八王子にあれば連絡先などがgoogleマップの検索結果に表示されるのです。

ニーズがある分野ですとバカにならない表示回数やクリック数が稼げますし、利用料無料なので何はともあれ登録はしておくと良いでしょう。

WEB広告

googleのリスティング広告中心に、WEB広告の活用も重要です。

例えば、「八王子市 ゴミ屋敷」と検索した時の検索順位一位の所に、自社のサイトの広告を出稿し得るのがリスティング広告です。

リスティング広告を活用すれば、特殊清掃やゴミ屋敷の解決が必要になった人を効果的に集客可能となります。

自分たちで出稿をすることも決して不可能ではないのですが、現場作業も兼務していて多忙だと思われるので代理店への依頼を考えるのがオススメです。

比較サイト掲載

有料の施策の一つとして比較サイト掲載も候補に挙がるでしょう。

くらしのマーケットのような「特殊清掃やゴミ屋敷の清掃をお願いしたいユーザー」が清掃業者に依頼をしたり問い合わせが出来るのが比較サイトです。

清掃業者からしてみると、登録をすれば待っているだけで注文や問い合わせが入ってくる便利なサービスです。

自社のHPを強化したり、googleマイビジネスへの登録で月に1~2件程度の注文は十分には行ってきますが、月10件~20件と多くの案件を集客したいのであれば比較サイトも含めて有料施策の活用がカギとなります。

電話対応を工夫して現地調査まで至ることを意識すれば十分受注も生まれてくる施策です。

ぜひ利用も検討してみると良いでしょう。

注目

アポカレッジを運営している株式会社doubLeも、実は清掃や遺品整理、特殊清掃に関する比較サイトを運営しています。
毎月安定的に清掃等の相談をいただいており、しかも全件電話ヒアリングの上で案件紹介をしています。
遺品整理・特殊清掃分野の売上アップの成功事例記事もあるので、ぜひご確認ください。

ポスター

ポスター掲示を行う事も長期的には効果が期待できます。

例えばスーパーや、既に付き合いのあるお店の掲示コーナーにポスターを掲示するのです。

「ポスターを張ったその日から問い合わせ」とまではいかないものの、HPへの流入を少しずつ増やす効果は期待できます。

月1件でも問い合わせが増えるのであれば、取り組む価値は十分にあるのではないでしょうか?

フリーペーパー掲載

地域のフリーペーパーへの掲載を進めることも良いでしょう。

その地域限定で発行されているようなフリーペーパーに掲載をすると、ピンポイントで露出を増やすことが可能です。

意外と地域の人たちはフリーペーパの記事を読んでいるので、タイミングさえ合えば問い合わせが発生する可能性は十分あります。

無料プランと有料プランと両方があると思うので、気になる人は問い合わせてみると良いでしょう。

病院・官公庁との提携

病院や官公庁に営業をかけるのも十分に効果が期待できる施策です。

病院で患者の方がお亡くなりになった際や、警察が事件現場を発見した際には、遺族の方にパンフレットを渡してもらったり、自社に連絡してもらったり出来るように交渉するのです。

恐らく成功すれば最も効果が期待できる施策であるのは間違いありません。

難点としては、既に老舗企業や大手企業がこちらのルートを押さえてしまっている可能性が高いことです。

ここまで紹介した各種施策で集客を実施して、少しずつでも実績を積み重ねて長期的に候補の一つに加えてもらえるようにするのが良いでしょう。

特殊清掃・ゴミ屋敷清掃の集客が出来る4つのマッチングサイト

くらしのマーケット

くらしのマーケットは清掃などを中心としたBtoCの総合ポータルサイトです。

カテゴリー数が非常に多いのですが、その中に特殊清掃やゴミ屋敷清掃が含まれます。

サイトの規模も大きく広告出稿も活発なので、注文が入りやすいサイトだといえそうです。

特殊清掃の窓口

特殊清掃の窓口は、特殊清掃や遺品整理に特化した比較サイトです。

特殊清掃利用者数No.1を謳っており、「特殊清掃と言えば特殊清掃の窓口」というブランドが出来ています。

問い合わせ件数も一定数確保しているとのことなので、興味がある方は問い合わせてみると良いでしょう。

清掃会社.com

清掃会社.comは清掃業務に関する総合比較サイト(一括見積もりサイト)です。

登録社数が多く、多彩な清掃の案件が集客可能。

多彩な案件が集客出来ますが、その中にゴミ屋敷清掃も含まれています。

EMEAO!

EMEAO!(エミーオ)はBtoB中心とした総合業者紹介サイトです。

清掃・遺品整理分野のカテゴリーを持っており、日常清掃・定期清掃はもちろん、特殊清掃やゴミ屋敷清掃の案件も集客しています。

現在、「ホームエミーオ」という関連サイトもオープンして遺品整理中心にBtoC領域の集客も強化しており、今後さらに集客力がアップすると期待される比較サイトです。

特殊清掃・ゴミ屋敷清掃集客のポイントはとにかく間口を広げること!

今回は特殊清掃・ゴミ屋敷清掃に特化して集客のポイントは何か考察しました。

特殊清掃・ゴミ屋敷清掃の集客は、いかに間口を広げて反響営業を強化できるかにかかっています。

様々な施策がありますが、優先順位を付けつつも最終的には全て試すぐらいの気持ちでいたほうが良いでしょう。

その中でも比較サイトは問い合わせ数確保に効果があるので、積極的に活用することをオススメします。

今回ご紹介した4つの比較サイトはいずれも知名度があるので、ぜひ一度問い合わせてみてください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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