消毒・除菌案件を集客するポイント

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は消毒・除菌案件を集客するポイントを解説します。

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、消毒・除菌のニーズは日増しに高まっています。

一方で、消毒・除菌の分野に参入する企業は後を絶たず、過当競争の兆しさえもあります。

このような状況の中で、一体どのようにすれば効果的な集客ができるのでしょうか?

今回は、消毒・除菌の分野の集客のポイントは何か考察します。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

消毒・除菌案件の集客をするポイント

積極拡大をするか下請けで堅実に行くか決める

まず、消毒・除菌の集客をする際は積極拡大をするか、下請けで堅実に行くかの方針を決めないといけません。

新型コロナウィルスの影響が深刻さを増す中、消毒・除菌のニーズ自体は非常に強くなっています。
なので、効果的な宣伝や営業活動ができれば大きな売上アップができるチャンスであるのは間違いありません。

一方で、既に大手企業やベンチャー企業がしのぎを削って大々的な集客をしているのも事実で安易に参入をするとむしろ損失が広がる恐れがあります。

そのため、既にある程度のネットワークを構築している消毒・除菌業者を探して下請けとして現場作業を行っていくというのも立派な戦略です。

実際に下請けメインで少しずつ売上をアップしながら体制を整えて、その後慎重に自社集客にシフトしていった企業もいます。

どれだけ消毒・除菌業務に投資できるのかは各社の財務体質などによっても変化するので一概には言えません。
しかしながら、参入の前に一度立ち止まって考えたほうが結果的に良い成果が出るのは間違いないでしょう。

どういう方針を立てるか意思決定が必要という点はしっかりと理解しましょう。

専門知識や技術力を高めていく

次に、専門知識や技術力を高める必要があります。

当然の事ではあるのですが、実は微妙な問題をはらんでいます。
なぜかというと、消毒・除菌業者の中には詐欺まがいの悪質な業者も見られて問題となっているからです。

そもそも消毒・除菌作業を全くやったことがなく、必要最低限の備品もないまま作業をする企業さえもいます。
また、厚生労働省等のガイドラインに沿っていない効果の未知数な薬剤を利用しているようなケースもあるそうです。

もちろん顧客に不利益がある時点で深刻な問題なのですが、技術力が低いまま集客に力を入れると悪評が立ってしまい以降の運営に支障が出てしまう点も問題だといえるでしょう。

健康に関するサービスなので、専門知識や技術力を高めることは集客をする以前の大前提だと考えましょう。
高い技術力があれば集客上のメリットも当然あるので、決して疎かにはしないでください。

「見込み客育成」は難しいので注意する

消毒・除菌の集客において、「見込み客育成」は難易度が高いので注意しましょう。

極端なことをいうと、「そろそろ新型コロナウィルスにかかりましたか?早くかかって消毒の注文をしてください!」と受け取られかねないからです。

例えば、新型コロナウィルスの陽性者が出てしまった時に備えて資料請求をしたユーザーがいたとします。

一般的なサービスであれば、その後メルマガを打ったりヒアリングの電話をしたりして様子を聞くのですが、消毒・除菌においての確認事項は「新型コロナウィルスにかかった人がいるかどうか?」が核となります。

なので、売り気を出すような聞き方をすると「早く病気になってくれ」とのニュアンスで伝わってしまうのです。

ですので、いわゆる見込み客育成のためのフォローアップは伝える内容について慎重に検討しなければならないでしょう。

もちろん、メルマガの配信やダイレクトメールの送付は効果的な施策ですが、表現次第ではクレームが発生することは注意してください。

消毒・除菌の集客ができる施策

ここからは消毒・除菌の集客ができる施策についてご紹介します。

基本的な戦略は、「露出を増やして感染者が出た際にすぐに連絡してもらう」ことです。

例えば新型コロナウィルスの感染者が一度出てしまうと、そのまま放置するわけにはいかず「どこかに発注しないとどうにもならない」状態となります。

極めて発注意欲が高いユーザーの集客ができるので、感染者が出てしまった時に真っ先に問い合わせてもらえるような仕組みを作ることがオススメです。

露出を増やしていくという戦略を意識しながら、具体的な手法についてもチェックしてみてください。

リスティング広告

リスティング広告は消毒・除菌の集客において軸となる施策です。

googleやYahoo!の検索結果上に自社のサイトを露出できる施策ですが、ニーズの高いユーザーを集客できる点においては他の施策よりも遥かに効率的です。

例えば「消毒 見積もり 早急」などで検索したユーザーは、新型コロナウィルスの感染者が発生しており一日でも早い対処を必要としていることは明白です。
このような「今すぐどうにかしたい…」というニーズがある人に自社をPRすれば高確率で問い合わせから発注に至るでしょう。

その分、広告費はかなり高騰する傾向にあるのですが、それでもニーズの強さや期待される問い合わせ件数の多さを鑑みると大きな魅力があるのは確かでしょう。

リスティング広告の実施には、広告代理店への依頼や自社で専門スタッフを採用するなどいくつか選択肢があります。
自社にマッチした方法を選択して実行しましょう。

HP制作(SEO)

SEOを意識したHPの制作も非常に有効です。
リスティング広告は広告枠に出稿をする手法ですが、広告枠を嫌うタイプの人も一定数存在するのは確かです。

もしここで、「消毒 見積もり 早急」の検索結果一位が自社のサイトだったとすればどうでしょうか?
非常に大きな反響が期待できると想定されますし、実際にかなりの問い合わせ件数を獲得できることでしょう。

SEOについても競争が激しくなっているのですが、ニッチなキーワードであればまだ対策の余地はあります。
しっかりと対策を行って売上アップを実現しましょう。

googleマイビジネス

googleマイビジネスへの登録も念のため行いましょう。
googleマイビジネスとは無料で会社情報やサービス情報を登録することができる仕組みです。
一度情報を登録すると、地域が関連するキーワードで検索された際にgoogleマップ上に情報が出てくるようになります。

そしてgoogleマップにおける検索結果は、通常の検索結果とは別枠で露出されます。
なので、真面目に情報を登録しておくと思いがけず問い合わせが発生することがあり得るのです。

飲食店や美容室では必須の取り組みですが、ハウスクリーニングなどでも登録する企業が増えています。
実際に月間何件か問い合わせが入る可能性は十分にあるので、登録をしておくと良いでしょう。

比較サイト

比較サイトへの登録を進めることも集客をする上で効果的です。

比較サイトとは、消毒・除菌の案件を発注したい企業やユーザーが複数の企業を比較して見積もりを取得できるサービスです。
「比較しながらお得な企業を探す」というユーザーにとって魅力的なアピールポイントを持っており、高い集客力を誇るのが特徴です。
有力な比較サイトはWEBマーケティングの豊富なノウハウを持っているので、激戦区となってしまっている消毒・除菌の分野においても着実に問い合わせを確保しています。

また、費用が非常にリーズナブルなのも特徴。
リスティング広告やSEOは外部委託するにしろ自社で社員を雇用するにしろ、50万円~の費用はどうしても掛かります。
それに比べると比較サイトは概ね月5~10万円程度で収まるのでコストメリットがあります。

オススメの比較サイトについて紹介する記事も用意しているのでぜひチェックしてみてください。

清掃会社へ提携業者として登録

下請けで堅実に行く路線で真っ先に行いたいのは、有力な清掃業者への提携業者としての登録です。

現在、消毒・除菌の分野は需要が非常に高まっており、感染者が発生した際に既存の清掃業者に消毒を依頼するようなケースも豊富にあります。
そのため消毒の現場作業に対応する人員は慢性的に不足しており、どの企業も提携業者を探している状態となっています。

地元で有名な清掃業者や、新興の消毒業者の中でも評判が良い業者をリサーチして連絡を取っていきましょう。
ネットワークを広げていくことで自然と依頼件数も増えていくでしょう。

利益率の面では自社集客よりもどうしても下がりますが、安定的に集客できるのは大きなメリットでしょう。
積極的に投資できるほどの財務基盤が無いようであれば、下手に打って出るよりもむしろ業績アップの効果は高いかもしれません。

こちらも選択肢には入れておきましょう。

技術力を高めながら戦略的に露出を増やすのがポイント

今回は消毒・除菌分野の集客のポイントについて解説しました。

消毒・除菌分野はニーズが非常に強く、上手くいけば消毒・除菌業務だけで上場ができるぐらいのポテンシャルがあります。

一方で既に過当競争の兆しも見えつつあり、安易に参入することは手痛い損失にも繋がりかねません。

大々的に打って出るか、堅実に地盤を築くか、しっかりと吟味して決定してください。

注目!

もし集客を積極的に行うとしたらBtoBマッチングサイト『EMEAO!(エミーオ)』の利用を考えてみてください。
全件電話ヒアリングの上、発注意欲が高い企業を優先的に紹介が可能。
毎月4~5件の受注が生まれるなどの成功事例があるので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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