

今回は自社サービスにマッチしたSNSの選び方を解説します。
自社のサービスに向いているSNSを選ぶことが出来れば、努力がしっかりと成果に結びつきます。
今回は、現役マーケッターの視点から自社サービスにマッチしたSNSをどう選べばいいか解説します。
目次
SNS選びで重要なのは「ターゲット」
それでは早速SNS選びのポイントについて解説します。
まず一番大切なのは、「SNSユーザーの中にターゲットがいるかどうか」です。
これは、SNSのユーザー層が自社ターゲットとマッチしているかどうかを意味します。
一生懸命に高品質なコンテンツを投稿しても、見る人が全くターゲットでなければ効果は薄まります。
投稿が拡散して結果的に問い合わせにつながるという可能性はもちろんあります。
とはいえ、ある程度具体的な反響が無ければ施策の継続は難しいでしょう。
まずは、SNSユーザーの中にターゲットがいるのかどうかを確認しましょう。
参考になる部分も多いと思うので併せてご覧ください。
4大SNSの特徴と向いているサービスを解説
ビジネスで利用する場合には一番使いやすいSNSです。
主に30代後半~50代の利用が多く、知人・友人との連絡に利用しているケースが増えています。
Facebookページや、個人のFacebookからターゲットが興味を持ちそうな内容を投稿していくことで一定の反応は得られるでしょう。
BtoBの領域においては、個人事業主・士業の方と相性が良いでしょう。
基本的にはHP制作や広告運用代行、助成金申請代行などを提供する事業者です。
専門性とパーソナリティーの両方をアピールしやすい媒体なので、反響は得やすいと考えられます。
その他の業種の方だと、まずは認知拡大に徹して公式HPやサービスサイトへ誘導するか、セミナー参加者などと個別のやり取りをする方が良いかもしれません。
やや時間はかかりますが、長期的にはアポ獲得につながるでしょう。
現在、ビジネスでの利用も盛んにおこなわれているSNSです。
利用層は20代~30代が中心ですが、40代にも普及しているのでユーザーは満遍なくカバーされているといえるでしょう。
投稿が拡散しやすく、認知拡大をする上では他のSNSよりも非常に効果が期待できます。
TwitterはBtoCであれば幅広い業種で効果を発揮する一方、BtoBであればWEB広告関係やコンサルティングなど無形商材に向いているかもしれません。
Twitterユーザーはまだニーズがあやふやな潜在層で何か商品を探すつもりで利用しているわけではありません。
そのため、具体的な機能の前にベネフィットや成功事例をアピールするほうが効果的だからです。
ビジネスホンや防犯カメラなどの有形商材よりは、様々なベネフィットと紐づけることが可能な無形商材の方がアポには繋がりやすいのではないでしょうか。
Instagramは現在、ネットショップにおいては活発にビジネス利用がされています。
「リール」というショート動画投稿機能や、画像で紹介されている商品を販売サイトに誘導したり、Instagram上で直接購入出来るような機能が続々と追加されています。
Instagramを商品購入の参考にするケースが増加しており、ユーザーがSNS経由での購入への抵抗が薄れている点はBtoCやBtoBにとっても追い風と言えるでしょう。
当初は20代前半の女性が主に利用していましたが、現在は男性の利用も増えており若年層は幅広く利用しています。
Instagramは、「画像」が有効な商材・サービスであれば幅広く利用できる可能性があります。
例えば内装工事・リフォームはBtoB、BtoC両方で効果を発揮するでしょう。
具体的な工事風景や完成写真をそのままPR出来るからです。
外壁塗装なども、汚れてしまった家・オフィスが綺麗になった様子をアピールできるので効果が期待できることでしょう。
また、デザインが重視されるクリエイティブ系のサービスも相性が良いと考えられます。
具体的にはチラシ制作、バナー制作、HP制作などです。
その他でいえば、バナー広告を出稿した際に反響が得られる商材であれば何らかの反響は得られるのではないでしょうか?
長期的には幅広い分野で利用が期待できるSNSと言えそうです。
LINE
LINEは日本で最も有名なメッセンジャーアプリです。
タイムライン機能なども増えて徐々にSNS的な使い方も出来るようになっています。
LINEは「公式LINE」という企業向けサービスがあります。
登録者に一斉にメッセージを送ることが可能で、メルマガのような使い方が出来ます。
クーポン発行→来店誘導という使い方が定番なので、「リード獲得」「アポ獲得」の観点からはやや使いにくいのも事実です。
とはいえBtoCの商材で来店誘導をしたり、緊急時に連絡をしてもらう動線が作れるなら効果は期待できそうです。
例えばリフォームについてはショールーム見学の告知を実施することで一定の反響が得られる可能性があります。
または、ガス給湯器の工事や水道修理、屋根修繕はトラブルが発生した際に連絡を取ってもらう事が重要なので、公式LINEで囲い込みをしておくのは有効かもしれませんね。
やや使いにくい所もありますが、他の施策をある程度やり切った際には検討する価値はあるでしょう。
BtoBならまずはFacebook、BtoCならTwitterやInstagramを適宜選択
今回はSNSの選び方について解説をしました。
商材・サービスによって千差万別なのは確かですが、ある程度傾向は見られると思います。
BtoBであればまずはターゲット層が近いFacebook。
BtoCであれば、Twitterを基本に相性がいいならInstagram。
この様に考えれば少なくとも大きく外れることはないでしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、SNSにチャレンジしてみてください!