テレアポ代行の費用相場【実際の見積もり準拠】

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はテレアポ代行に必要な費用についてご紹介します。

新規開拓の大きな助けになるテレアポ。

そんなテレアポをアウトソーシングしてプロにお任せできるのがテレアポ代行です。

ところで、テレアポ代行を本格的に実施するとしたら一体いくらかかるのでしょうか?

あまりに高い費用だとなかなか手が出ませんし、気になりますよね。

そこで今回は、なんと実際に私が各社に問い合わせて確認した費用も暴露します!

施策を検討する際の参考にしてみてください。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

テレアポ代行の費用を3パターンに分類!

早速テレアポ代行の費用について見ていきましょう。
以下の内容は中小企業各社を含めた一般的な相場情報となります。

テレアポ代行の費用は「コール課金」「時間課金」「成果報酬制」の3種類に分かれます。
テレアポを代わりにやってもらえる点は一緒ですが、細かな点が異なります。

簡単な特徴も解説しつつ、それぞれの費用について見ていきましょう。

1. コール課金

コール課金とは、架電一回ごと料金が発生する仕組みです。
別名、リスト課金とも呼ばれます。

準備したリスト全てにかけ切ってもらえるので、シンプルでわかりやすい仕組みだといえるでしょう。

さて、コール課金の具体的な費用相場はどのようなものでしょうか?
次の表をご覧ください

1コール2コール3コール
80~120円150~190円190~250円

こちらがコール課金型テレアポ代行の費用相場です。
もし仮に1コール80円で1,000件分アプローチするならば、8万円が費用となります。

なお、「1コール」「2コール」とは、一つのアプローチ先に架電してもらえる回数です。
1コールだと単価が非常に安くなりますし、3コールであれば不在にしがちなターゲットにアプローチできる可能性が高まります。

自社のターゲットに合わせて選択するといいでしょう。

2. 時間課金

次に時間課金の費用相場について解説します。

まず、時間課金とは拘束時間に対して費用を支払う形です。
テレフォンオペレーターの人が毎日決められた時間、自社のためにテレアポをしてくれます。

時間課金体系だと、コールだけではなくてお礼メール送信なども業務に加えられるのが特徴です。
一件いくらではなく一日何時間で計算する分、融通を聞かせてくれるといえるでしょう。

時間課金の費用相場ですが、テレフォンオペレーター一人3,000~4,000円/時間になります。
なので、4時間の稼働で10営業日依頼する場合、月間12万円が必要となります。

自社でテレアポ要員を雇用することに比べるとリーズナブルといえるかもしれません。

3. 成果報酬制

最後が「成果報酬制」です。
これは、「アポが取れた時に一定の手数料が発生する」という仕組みです。
初期費用があったとしてもリスクが少なくなるため、非常に関心の高い方式です。

成果報酬制の業界相場は「1アポ15,000~20,000円」です。

ただ、実際には初期費用が必要であったり、成果報酬と言いつつ月額固定費用も別途かかってくるケースが多いです。
上述したように、「アポ獲得時点の手数料だけ支払い」である完全成果報酬でやっている企業は非常に限られているのが現状です。

下記の記事でも解説していますが、本当に成果報酬型のテレアポ代行がお得なのかは慎重に考えたほうが良いでしょう。

リスト収集やコンサルティングの費用がかかることも

ここまで、テレアポ代行に必要な費用について説明しました。

ただ、上記は純粋なテレアポ業務にかかる費用です。
さらに質の高いサービスを受けようとした場合、高めの初期費用や追加費用が発生します。
有名企業への依頼金額が高額になってしまうのは、追加費用が含まれているからです。

具体的には、リスト収集費用とコンサルティング費用が挙げられます。

リスト収集

リスト収集とは、アプローチ先の営業リストも用意してもらえるサービスを指します。
テレアポを行いたいが営業先のピックアップまで自力で行う時間が無いという方向けのサービスです。
このリスト収集の単価は、1リスト10円~が相場です。
もし、1,000件のリストを収集してもらうとしたら最低1万円必要になるということです。
リストの準備は非常に多くの時間がかかるので、代行するのも良いかもしれませんね。

コンサルティング

テレアポ代行会社の中には、営業コンサルティングを行っている企業もあります。
テレアポの効果をより高めるためのアドバイスや、PDCAの参考になるレポートを出してくれます。
営業力に不安のある企業にとっては、心強いサービスだといえるでしょう。

コンサルティング費用は各社バラつきがあるので一概には言えません。

ただ、私が以前見積もりを取った企業だと「300コール×3カ月で35万円」という非常に高額な費用でした。

仮に1コール250円×900コール=22万5千円がコール費用だとすると、残りの12万5000円がコンサルティング費用と言えるのではないでしょうか。

3カ月約10万円のコンサルティング費用だと考えると、ニーズの強い企業にとっては検討の余地がある金額かもしれませんね。

コンサルティングまで含めて依頼したいという際は参考にしてみてください。

有名テレアポ代行業者の実際の料金を大公開!!

さて、いよいよ私が調査した有名テレアポ業者の料金についてご紹介します。
社名を書くわけにはいかないのですが、検索したら出てくる有名企業なのは間違いありません。

ポイントを簡単に述べますと、「かなり高額」「完全成果報酬タイプの企業は皆無」でした。
それでは料金を見てみましょう。

料  金
A社初期100万円+成果報酬15,000円~

※アポ率1%程度の難易度の高い案件は55,000円/件

B社1コール250円

(5000件コール125万円)

C社月額59万円~
D社初期50万円+月額30万円程度
E社月額35万円+成功報酬4,000円~20,000円

相場とされている金額よりもかなり高額になっています。
理由としては、いずれも業界で有名な業者であり実績も豊富だからだと考えています。
しっかり成果が出ているからこその強気の価格設定と言えそうです。

また、完全成果報酬ではない理由としては、「テレアポ代行業者のリスクが大きい」からだそうです。
実績豊富な各社からしてみると、大きなリスクを負ってまで完全成果報酬でのサービス提供をする必要はないのでしょう。

実際に何社か完全成果報酬型の企業も見つけましたが、立ち上げ直後で実績が少なめだったり、やや悪評が目立ったりする会社が多かったです。
もし品質を重視するのであれば、コストはかかりますが月額固定制で実施している各社に依頼するほうが良いのかもしれませんね。

テレアポ代行業者の選び方

トークスクリプト作成を行ってくれる

トークスクリプト作成まで行ってくれる業者を選んだ方が良いでしょう。

もちろん自社商材について一番詳しいのは自分たちです。
一方でプロのノウハウでトークスクリプトを作ってもらう事でより効果的にアポ獲得できる可能性が高まります。

トークスクリプト作成は有料オプションの可能性がありますが、多少割高になったとしても成果を高めるための必要経費だとみなしたほうが良いでしょう。

ターゲット業界・業種の実績がある

自社がターゲットとしている業界・業種でのアポ獲得実績がある会社の方が好ましいです。

業界独自の傾向や基礎的な知識について理解しているため、より効果的なアプローチが可能です。

また、特にBtoBだと専門知識が弱いと深い質問に回答できずアポ取りこぼすこともあり得ます。

そのようなミスを防げる点も含めて、効果が期待できるでしょう。

担当するアポインターが優秀

もちろん、実際に担当するアポインターが優秀であるかどうかも重要です。

一般的に正社員の人材がアポインターを担当するケースの方が成果が上がりやすいとは言われますが、必ずしもそうは言えません。

優秀なアルバイト社員と平凡な正社員だと、アルバイト社員の方が成果が出る可能性は十分あります。

なので、実際に担当する人がどのような人なのか、可能な範囲で教えてもらえると良いでしょう。

レポートや改善の会議も行ってくれる

振り返りのレポートや改善の会議を行ってくれるテレアポ代行業者を選ぶべきでしょう。

残念ながら、どんなに優秀なテレアポ代行業者でも一か月目から非常に良いパフォーマンスを発揮できることは少なくなっています。

振り返りや改善を行っていく中で成果が上がるので、改善の提案まで行ってくれる会社が望ましいといえます。

テレアポ代行の費用は3種類の課金体系ごとに異なる

今回はテレアポ代行に必要な費用について解説しました。

企業によってもう少し細かく金額を計算することもありますが、概ね今回ご紹介した金額間に収まるでしょう。

もし実績豊富な有名業者に依頼してテレアポ代行を実施しようとすると、最低一か月30万円からと考えたほうがいいでしょう。

テレアポ代行業者を比較した記事も参考にしつつ、良いテレアポ代行業者を見つけましょう。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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