皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は似たような機能を持つ「営業代行会社」「販売代理店」、そして「広告代理店」について解説します。
営業代行業者を探している時に、比較対象に上がるのが販売代理店と広告代理店ではないでしょうか?
それぞれ少しずつ類似した機能を持っているので、特に営業代行会社と販売代理店については混同している場合も見受けられます。
そこで今回はそれぞれの特徴を比較しながら解説します。
ぜひ、それぞれの違いを理解するための参考にしてみてください。
本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
営業代行業者の特徴とは?
営業代行会社は、アポ獲得から一部クロージングまでを実施してくれます。
「営業活動」の内、販売までの業務を代行してもらえるサービスです。
また、営業代行会社の中には営業戦略について考えてくれる企業がいるのも特徴です。
販売代理店・広告代理店と比較した場合、「お金さえ払えば戦略立案から契約まで必要な部分を補ってくれる」という点が特徴でしょう。
販売代理店は、後述するように自社が営業やマーケティングの戦略を構築しなければ販売してもらえません。
広告代理店は、そもそも広告出稿がサービスなので商談自体は自社で行うことになります。
マーケティング能力も商談能力もあまり高くないが、サービスには自信があるし資金自体はあるという場合は営業代行が一番いいでしょう。
販売代理店の特徴とは?
販売代理店は、何かのサービスを提供するのではなく、パートナー提携の契約をすることになります。
販売はもちろんですが、与信調査や売掛金回収、アフターフォローまで実施してくれます。
自社が本来負うべきリスクの内、かなりの部分を追ってもらえるので非常にありがたい仕組みと言えそうです。
ただし、営業代行会社とは違って営業戦略立案の能力は持っていないので、自社がきちんとマーケティングを実行して売れる仕組みを作ってあげないといけません。
その手間を疎かにした場合、そもそもパートナー契約をしなかったり、したとしても更新のタイミングで契約破棄されたりしてしまいます。
販売代理店との関係構築を疎かにしてしまうと全く販売成績が奮わなかったり、最悪の場合他社商品に乗り換えられてしまうケースさえあります。
なお、費用については、売上に対する手数料であったり、自社商品を卸値で買ってもらったりする形があるので一概には言えません。
メーカーで商品とマーケティング機能は自社で準備できるものの、販売機能だけが弱いという場合が一番マッチするでしょう。
営業代行や後述する広告代理店とは異なる独特な難しさがある施策と言えそうです。
広告代理店の特徴とは?
広告代理店は、広告出稿のサポートしてくれる会社です。
広告を実際に出すためのサポートをする代わりに手数料を支払う仕組みです。
例えば新聞社に新聞広告を出そうとする場合、広告代理店を通して細かな調整をしてもらったほうが便利になります。
そのような広告出稿に対する手数料をもらうビジネスモデルなのです。
広告の成果は「認知拡大」か「反響獲得」なので、広告代理店のサービスはこのどちらかを目指したものになります。
いわゆるマス広告から、WEB広告まで、各社の得意分野に合わせた広告サービスを提供してもらえます。
営業代行会社や販売代理店と比較した場合、広告代理店がクロージングまで行うことは決してありません。
テレアポ代行であれば機能が一部重複しますが、あくまで認知拡大・反響獲得までを実施するサービスだからです。
営業部隊があって商談や各種営業活動は着実に行える企業が集客を加速させるような場合が一番マッチしているでしょう。
営業代行会社・販売代理店・広告代理店を選ぶコツは営業体制にアリ
今回は営業代行会社、販売代理店、広告代理店の違いについて解説しました。
それぞれ重複する部分もありつつ、全く違うサービス・機能を持っていることが分かります。
ただ共通点としていえるのは、自社では賄えない機能を代行してもらえるという点です。
ぜひ自社にマッチしたサービス・契約内容を選ぶ参考にしてみてください。