成果報酬型テレアポ代行は本当にお得なのか?

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は成果報酬型のテレアポ代行が本当にお得なのか考察します

何かの施策のために予算を投下するとなると、費用対効果が気になるものです。

「出来るだけリスクが少なく大きなメリットが得られないものか……」

そんな時、魅力的に感じるのが「成果報酬型」のテレアポ代行です。

しかし、成果報酬型は実は必ずしもお得ではない可能性があります。

適切な判断をするためにぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

そもそも「成果報酬型」のテレアポ代行とは?

そもそも「成果報酬型」のテレアポ代行とは何でしょうか?

成果報酬型のテレアポ代行とは、「アポが取れた分だけ費用を支払えばOK」というものです。
これはアポが無ければほぼ0円となり、リスクがほぼ無いお得なサービスに思えます。

細かな要件は個社ごとに違いますがイメージ通りの成果報酬型テレアポ代行を行っている会社であればリスクは限りなく少なくなります。

成果報酬を謳い着実に売り上げを伸ばしているテレアポ代行会社も複数存在します。
それだけニーズが強いサービスだと言えるでしょう。

成果報酬型テレアポ代行の落とし穴

ところで、成果報酬のテレアポ代行は本当にお得なのでしょうか?
実は「テレアポ代行の成果報酬」は、必ずしもお得とは言えないのです。

なぜかというと、成果報酬体系には大きな問題点があるからです。
それは「成果が見込めない商材の場合テレアポ代行会社が消極的になる」というものです。

成果報酬体系ではアポが取れなければテレアポ代行会社の売上にはなりません。
すると比較的アポが取りやすい商材は熱心に取り組む一方で、難易度が高い商材だと途端に消極的になってしまうことがあります。
具体的には、コール数が少なめになったり、エース人材は割り当てられないというケースが発生する恐れがあるのです。

もっと露骨になると、「他のクライアントへリソースを割く」との名目で営業活動自体を全く行わなくなる恐れもあります。
成果報酬体系はアポが取れなければ0円で支払いが発生しないため、責任が薄れてしまうのです。
もし月額固定費やコール数課金であれば、職務怠慢で法的措置を取られるリスクがあるので露骨なサボりは見られません。

どちらも成果報酬だからこそ、テレアポ代行会社に言い訳をする余地を与えてしまっているとも言えます。
これが成果報酬型テレアポ代行が実はお得とは言い切れない大きな理由です。

「リスクは無いが成果もない」のは損

「アポが取れなければ0円」というのは確かに魅力的です。
しかし、そもそもアポを取ってほしくて依頼しているはずなのにテレアポさえしてもらえない可能性があるというのは問題だと言えるでしょう。

「費用は掛からなかった。でも成果も0だった」

これでは事前に色々と準備をしたり、毎月の成果報告を受ける時間が無駄になる分、むしろ損しているといえそうです。

それならば月額固定費でも良いと割り切ってテレアポ代行会社を探していたほうが、良い会社に出会って高い成果が出ていたかもしれません。
あるいは、最初から有料の広告や営業スタッフの採用などを行っていた場合も、より良い成果が出ていた可能性があります。

「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」という意味での損失は出てしまっているかもしれませんね。

しっかり費用対効果を出すためには、敢えて成果報酬型のテレアポ代行は選ばないことも大切かもしれません。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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