SNSの特徴とは?分類のポイント、主要なタイプ、4大SNSの特徴

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の特徴について分類のポイントを整理して解説します。

リード獲得を考える際にも注目したいSNSマーケティング。

しかし、そもそもSNSにはどういう特徴があるのか十分に理解できているでしょうか?

そこで今回はSNSの特徴について、分類のポイントや、主要なタイプ、有名な4大SNSのそれぞれの特徴について解説をします。

SNSの特徴を理解することで、マーケティング上のアイディアも増えてきますよ。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

SNSの一般的な特徴

ユーザーと直接コミュニケーションできる

SNSの特徴の一つ目は、「ユーザーと直接のコミュニケーションが取れる」ことです。

SNSはソーシャルネットワーキングサービスの略称で、そもそもがコミュニケーションを円滑に取るためのサービスです。

そのため、テレビCMのような一方的な発信だけではなく、ユーザーと相互にコミュニケーション出来るのです。
具体的には自社の投稿にユーザーが「いいね」を付けてくれたり、逆に自社の商品について言及している投稿に対して自分たちから「いいね」を付けたりすることが可能です。

このようにユーザーに直接発信できる点がSNSの基礎的な特徴となります。

無料で使える

SNSは無料で使えるのも大きな特徴です。

SNSは広告収入によって運営されているので無料で利用が出来ます。
これは企業であっても同じです。

SNS広告や販促用の有料機能を使うのであれば別ですが、集客についても無料で完結することが可能です。

利用者数が増えている

利用者数が年々増えているのもSNSの特徴です。

日本国内のSNS利用者数は年々増え続けており、総務省の調査によると回答者全体の69%がSNSを利用しているとのことです。

人が集まっている所で発信を行うことは集客・販促の近道であると言えるので、SNSの見逃せない特徴だと言えるでしょう。

口コミが発生しやすい

SNSは口コミが発生しやすい点も特徴です。

多くのSNSで自分が良いなと思った投稿を友人に共有するシェア機能が搭載されています。
そのため、SNSユーザーの間で情報が共有されたり拡散されたりしやすくなっています。

情報共有や拡散のハードルが低いため、SNSユーザーによる口コミが発生しやすいのです。

良い発信を続けていって自社のファンが増えれば自然と知名度が高まる可能性があるというのもSNSの重要な特徴と言えます。

SNSにおける2つの分類軸とは

SNSの事をより深く理解するために押さえておきたい、2つの切り口があります。

それは、「オープン型・クローズ型」の違いと、「ストックコンテンツ・フローコンテンツ」の違いです。

各SNSは概ねこの2つの分類軸によって整理をすることが可能です。

まずは、SNSへの理解を深めるためにこちらから見ていきましょう。

オープン型・クローズ型

SNSはオープン型とクローズ型の二種類に分類されます。

自分が投稿・共有した内容がWEB上に公開されるのがオープン型。
自分が投稿・共有した内容が、そのSNSを使う特定の個人・グループにしか公開されないのがクローズ型です。

自分の発信したいことを世の中全体に発信できるのがオープン型で、こちらが一般的にイメージされるSNSではないでしょうか。
一方、メッセンジャーアプリ・電話アプリから出発したSNSや、mixiのような会員制日記サービスはクローズ型に分類されます。

オープン型とクローズ型でSNSの内容がガラッと変わるので、まずはこちらを押さえておきましょう。

ストックコンテンツ・フローコンテンツ

次にストックコンテンツか、フローコンテンツかという違いがあります。

ストックコンテンツとは、ブログのように投稿した内容が分かりやすく保存される仕組みと考えると良いでしょう。
検索したり後からもう一度見直すことが容易にできる設計となっています。

一方でフローコンテンツは、一回投稿したらそれっきりで、あまり後で見直すことを想定していない仕組みだといえるでしょう。

典型的なのがFacebookやtwitterのタイムラインです。
一度日記やコメントを投稿したら、以前投稿したものが後ろに埋もれていきます。

一般的に多くのSNSはフローコンテンツが主流となっています。
一方でInstagramは過去の投稿を一覧で確認する機能がありますし、noteなど半分ブログのサービスはストックコンテンツの性質を持っています。

こストックコンテンツ・フローコンテンツの違いも理解しておくと便利でしょう。

SNSの5つのタイプ

SNSには5つの典型的なタイプがあります。

ここからは、SNSの主要な5つタイプをご紹介します

基本的に「SNS」と言われてイメージするのは総合系SNSですが、実はそれ以外にも複数の典型的なタイプがあります。

「あっ、これもSNSだったんだ」と興味深い内容ですのでぜひチェックしてみてください。

総合系SNS

こちらは、いわゆる「SNS」としてイメージされる様々な機能が総合的にそろったSNSの事です。

記事の投稿、メッセージや電話機能、グループを作っての交流、最近は動画投稿機能も付いていて、後述する他のタイプの機能は網羅しています。

典型的なのは「Facebook」と「Twitter」です。

SNSのイメージを形作った2大SNSを中心に、「地方限定SNS」「別サービスに付属するSNSサービス」なども含まれます。

メッセージアプリ系SNS

メッセージ機能に特化して、付随的にその他のSNS機能が盛り込まれたものです。

メッセージ機能からスタートしているため、メッセージ機能や通話品質の高さをアピールポイントにしています。

最もイメージしやすいのは「LINE」でしょう。
やや違和感があるかもしれませんが、「skype」をSNSに分類する人もいます。

総合系SNSやその他のSNSにもメッセージ機能はありますが、使いやすさなどからLINEがもっとも普及しています。

写真共有系SNS

自分がスマートフォン等で撮影した写真を投稿することが出来るSNSです。
画像の加工機能が充実しており、自分の取った画像をアピールできる点が特徴です。

最も人気があり典型的なのは「Instagram」です。
あるいは、「pinterest」「wear」なども知名度が高いです。

動画投稿・共有系SNS

自分が撮影した動画を投稿できるSNSです。
動画はサーバーの負荷がかかりやすいので、快適に動画が視聴できるサービスが人気です。

「Youtube」「tiktok」がこの分野ではトップを走っており、コメント機能などSNSとしての機能も充実しつつあります。

ライブ配信アプリ系SNS

動画投稿・共有系とはまた別に、「ライブ配信アプリ系」のSNSも人気となっています。
動画の中でもライブ動画に特化しており、撮影した動画をそのままライブで投稿が出来ます。

芸能人などが活発に投稿をしており人気が増えています。

Youtubeなどと異なる点としては、「投げ銭」制度があります。
これは自分が応援したい人に直接寄付が出来る仕組みで、ライブ配信系アプリのほとんどに実装されています。

有名4大SNSの特徴

ここからは、有名な4大SNSに絞ってそれぞれの特徴について解説します。

「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE」の有名SNSについて理解すれば、概ねその他のSNSの特徴についても理解が進むでしょう。

ポイントを絞って解説しますのでぜひチェックしてみてください。

Twitterの特徴

Twitterは日本国内で最も普及しているSNSの一つです。
ツイートと呼ばれる140字の短文を投稿することが一番の特徴です。
文字数制限がある分、気軽でちょっとした投稿を発信することが可能です。

他のSNSと比較しても拡散力があるのがTwitterの特徴です。
Twitterには「リツイート機能」という情報のシェア機能があり、クリック一つで面白いと思った投稿を自分のフォロワーに共有することができます。
Twitterには気軽にリツイートする文化があるので、面白いと思われた情報はどんどんリツイートされます。

20代~30代のユーザーが比較的多いものの、10代や50代以降のユーザーも多く幅広い層に利用されています。
また、複数アカウントを所有できることも特徴で、情報収集用、知人との交流用、仕事用等と複数のアカウントを利用する人もいます。

非常に多くのユーザーが利用するSNSであり、Twitterで話題となった内容がニュースになることさえもあります。

Facebookの特徴

Facebookは世界で最も普及している実名制のSNSで、日本国内でも大変普及しています。

Facebookは30代から40代中心に利用されているSNSです。
比較的TwitterやInstagram等と比べて利用者の年齢層が高めとなっています。
そのため経営者が積極的に利用をしており、比較的フォーマルな雰囲気があります。

一方で、実名制という事もあり業務で利用する人も多いことから、20代や50代の利用者数も少ないわけではありません。

Facebookはターゲッティング精度が高いのが大きな特徴です。
Facebook広告については性別や年代以外にも非常に精密なターゲッティングが可能なので、広告の費用対効果も高くなりやすくなっています。

一方でFacebookでは拡散が発生しにくい点も特徴です。
実名制である分密なコミュニケーションが好まれているからか、あまり気軽なシェアは発生しにくくなっています。

ビジネスを行う上では少なくとも押さえておきたいSNSです。

Instagramの特徴

Instagramは写真や動画が中心のSNSです。
画像や動画を加工する機能も充実しており、おしゃれな画像などを気軽に投稿することが出来ます。

10代~20代女性の利用が比較的多いですが、それ以外の年齢層の利用や男性の利用も増えてきています。
ライブ配信機能の「ストーリーズ」やショッピング機能の搭載など新機能を活発に追加しているのも特徴です。

また、Instagramは好きな物、興味のあるものを探す行動が多くなっているのも大きな特徴です。
個人のアカウントのフォローと企業のアカウントのフォローを区別していない傾向があり、興味・関心が強まった後、購買まで至りやすくなっています。

商材がマッチしているようであればビジネス上の利用も非常にしやすいSNSです。

LINEの特徴

LINEはあらゆる年齢層が使っているコミュニケーションSNSです。
日本人口のおよそ66%が利用していると言われており、ほぼ全世代に普及をしています。

ユーザーと一対一のやり取りが可能で、細やかなコミュニケーションを取ってユーザーをファンにしていくことが可能。
また、プッシュ通知、クーポン・ポイントカード機能などが使えるため直接的なキャンペーンを行うことが出来る点も特徴です。

BtoCの領域においては使いやすいSNSと言えそうです。

SNSはコミュニケーションを円滑にするためのツール

今回はSNSの特徴と典型的なタイプなどについてまとめました。

SNSの根本的な特徴はコミュニケーションツールだという事です。

様々な機能がありますが、基本的には何らかの形でコミュニケーションを円滑にするために実装されています。

コミュニケーションツールだという点を理解すれば、SNSを活用した施策を考える際にも大きなヒントになります。

今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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