【現役マーケッターが語る】テレアポを積極的に行っている業界・業種

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はどんな業界・業種でテレアポをやっているのかについて考察します。

新規開拓の手法として揺るがない地位を気づいているのがテレアポです。

実際にテレアポを行う担当者にとっては時に苦しい局面もありますが、実際に売上につながる施策なのは確かです。

ところで、テレアポを積極的にしている業界というのがあるのでしょうか?

業界によって特徴があるのか、気になる方もいるかもしれませんね。

そこで今回は、マーケティング担当者として実際にテレアポを受けた経験も交えながら、テレアポが活発な業界があるのか考察してみたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

そもそもテレアポはオールマイティーな施策!

「テレアポをしている業種は何か?」というと、実は全業界・業種という答えになります。
テレアポは電話してセールストークをするというシンプルなやり方です。
基本的には商材が何であっても試すことは出来る施策なのです。

もちろん、効果が芳しくないとか、他の施策の方が効果的だという業界はあると思います。
ただし、アポ獲得率が「0%」という業界・業種は無いでしょう。

「効果がない」と悪評が立ちがちなテレアポですが、一定の効果のある施策なのは間違いありません。

BtoB領域でテレアポを積極的にしている業界は?

では、テレアポが効果的で担当者が積極的にテレアポをしている業界というのはあるのでしょうか?

今回は現役マーケッターとしての独断と偏見で、テレアポが活発な業界をピックアップしてみようと思います。
実際に私がテレアポを受けたことがある業界なので、あながち間違ってはいないと思います。

テレアポが活発な業界

人材派遣、人材紹介、複合機などOA機器、通信回線、広告代理店、システム開発、ホームページ制作、代行・請負・派遣のBPOサービス全般、証券会社、映像制作、福利厚生サービス

まず人材サービスはテレアポが非常に活発です。
人材サービス会社は一説にはコンビニエンスストアと同程度の数があると言われます。
競争も激しいので、テレアポで活発に新規開拓をする必要があるのです。

次に複合機などのOA機器についてもテレアポでの新規開拓が主流です。
理由は、OA機器はコモディティー化しており、差別化したユニークな集客が行いにくいからです。
PR戦略やWEB広告による集客は大手企業の独壇場となりがちなので、テレアポによる地道な新規開拓がまだまだ幅を利かせているのではないでしょうか。
関連商材の通信回線契約についても、テレアポからの新規開拓がメインとなっているようです。

広告代理店もテレアポが活発な業界だといえるでしょう。
「自社にノウハウがあるのなら、自分たちの分の広告を打てばいいのでは?」との意見もあるでしょうが、実はそれは難しいのです。
理由は、他社もノウハウを持っているために過当競争になりがちだからです。

例えば「リスティング広告」でgoogleの検索結果に表示される検索連動広告の一位を取ろうとすると、数千社以上あるプロのリスティング広告代理店と競争をしなくてはいけません。

もう少し競争の少ない分野だと高い成果を出せる会社でも、中々成果が出ないのが現状のようです。
例えていうなら、大リーグでホームラン王を取ろうとするぐらい難しい取り組みだと言えるでしょう。

そのような事情もあり、あえてテレアポを頑張るという選択をする企業が多いのです。

その他の企業も、競争が激しかったり差別化がしにくいサービスを提供している業界・業種ほどテレアポを活用している傾向があると思います。

ご自身の所属する会社はいかがでしょうか?

BtoCにおけるテレアポを良く行っている業界もご紹介!

ところでBtoCにおいてもテレアポは効果的なのでしょうか?

結論から言うと、BtoCにおいてもテレアポは有効です。
現在はWEB広告やSNSマーケティングにシフトしている業界もありますが、まだまだ現役の施策と言えそうです。

例えば下記のような業界・業種では実際にテレアポで新規集客を行っています。

BtoCでテレアポが活発な業界

ソーラー、灯油、結婚式場、塾、生命保険、損保、化粧品、教材、リサイクル・貴金属、冠婚葬祭、不動産、アパート仲介、マンション投資、ガス、電気

やはり目を引くのは生命保険・不動産・アパート仲介マンション投資でしょうか。
これらは高額商品ということもあり中々広告やチラシからの反応が得にくいということもありそうです。

また、ターゲットの属性も重要なので、実際に購入する可能性のある人に絞ってアプローチするということも行われているでしょう。

BtoCだとクーリングオフ制度もあるので独特な難しさもありますが、集客手法の一つとして確固とした地位を築き上げているのは確かです。

テレアポは競争の激しい業界で実施されている集客施策!

今回は現役マーケッターの視点から、テレアポがどのような業界・業種で行われているのかについて考察してみました。

基本的にはオールマイティーで幅広い業界・業種で行われるのがテレアポです。

その中でも、競争の激しい業界、商材がコモディティー化している傾向のある業界で特によく行われているといえそうです。

このような業界では、自分たちから積極的に仕掛けていかなければ競争に負けてしまうのかもしれません。

テレアポに取り組んでいる方は、自分が会社の売上を支えているんだと自信をもって取り組みましょう!

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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