皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はテレアポの具体的スキルである『リコール』について解説します。
テレアポを実際に行うときに、少しでもアポ獲得の確率を上げたいとは思いませんか?
「ただ上から下までかけるだけでは効率が悪い……」
「少しでも確率を上げる方法はないだろうか?」
それなら、「リコール」を意識してみると良いかもしません。
ほんのちょっとした工夫ですが、意識するだけで月に数件アポが増えていく可能性があります。
今回は、簡単だけど確かな効果が期待できる「リコール」というテレアポのスキルについて解説します。
本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
リコールとはそもそも何か?
リコールとは、テレアポで相手に断られた後、時間をおいて再度連絡することを指します。
テレアポをしていると、何らかの事情でそのタイミングでは断られてしまうことがあります。
しかし、タイミングが合わなかっただけで別の機会には興味を持ってもらえるかもしれません。
少なくとも、担当者の方につながって多少なりとも会話が出来たところをそのまま放置するのはあまりにも惜しいとは思いませんか?
見込み客となりえる企業には限りがあるので、このように「タイミング的にはNGだったが担当者名はわかった」という企業への再アプローチは非常に重要なのです。
そのため、心証を損なわないように適切に再アプローチをすることが重要となってきます。
リコールの具体的なポイントを解説!
それでは、具体的にはどのようにしてリコールを行っていけばよいのでしょうか?
ここから具体的なステップに入っていきます。
まずは必要情報を聞く
テレアポで断られてしまったとしても、そのまま切るのではなく重要情報を聞き出しましょう。
具体的には、「担当者名」「いつ頃だと連絡しても良いか」の二つは最低限聞き出したいところです。
まず担当者の方の氏名がわかっていなければ改めて聞き出しましょう。
そうすることで、次回以降「担当の●●様お願いします」と堂々と伝えることで受付突破が出来ます。
次に、いつ頃再度電話しても良いかを聞き出しましょう。
相手が真剣に興味を持っている場合は予算策定期などの実際に検討し得る時期を教えてもらえるかもしれません。
この時、断り文句で意味の無い日程を伝えられたとしても構いません。
「この時期ならとおっしゃっていたので、ご連絡しました!」とマメさ・誠実さのアピールが出来るからです。
最低限、「氏名」と「次回連絡日」を確定した状態で電話を切るようにしましょう。
どうしても日程を教えてもらえない場合
名前までは聞けたけれども、どうしても次回連絡日を教えてもらえないというケースもあるでしょう。
その場合は、合理的な期間をあけたうえで、自分で連絡日を指定してしまうのです。
3か月程度期間をあけた上での連絡であればクレームなどの強い抵抗が起こることはありません。
まずは、定期的にこちらから連絡を取れるように口約束でいいので言質を取ることに集中しましょう。
日程をスケジュールアプリに登録!
首尾よくリコール日程まで聞き出せたら、すぐにスケジュールアプリに登録しましょう。
会社のスケジュールシステムでも、自分のスマートフォンアプリでも良いので決して忘れないように登録します。
また、可能であれば通知機能を使って15分前などにリマインドされるようにしておくと確実です。
スケジュールを登録する際に、前回話した内容のポイントをまとめておくとより効果的です。
予定通り電話をかける
そして、実際にその時間になったら再度連絡をしましょう。
きちんと約束通り連絡をすることで、相手にもポジティブな印象を残すことが出来ます。
もし、この時ニーズが強まっている場合にはアポ獲得することもが出来ます。
また、ニーズは弱くても熱意に負けてアポが取れるということもあり得ます。
ホットリードとは言えませんが、初回訪問で潜在的なニーズを掘り起こせる可能性はあるので、アポには変わりありません。
「約束通りに連絡する」ということで、0アポが1アポに変わったら大きな成果だといえるでしょう。
「約束を守る」ことで信頼を得よう!
今回は、テレアポのテクニックであるリコールについて解説しました。
一言でいえば、約束通り電話をかけるだけなのですが、きちんとこまめに行うと少しずつアポ獲得数が増えていきます。
見込み客となり得る企業を逃さないために、ほんのちょっとしたことかもしれないですが大切にしていきたいですね。
ぜひ、日々のテレアポの参考にしてください!