皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はブログ集客のデメリットについて徹底解説します!
プル型集客で一番典型的な施策が「ブログ集客」です。
非常に効果的な施策なのですが一定のデメリットもあります。
自社の状況によっては敢えて取り組まないことも必要な施策かもしれません。
今回は、より良い選択をしてもらうためにブログ集客の注意点について解説します。
本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
ブログが上位化するか不透明
ブログ集客を行う際に一番問題となるのは、ブログ記事が検索順位の上位になるかするか不透明ということです。
それはすなわち良い成果が出るか不透明ということを指します。
理由は、上位化させること自体が非常難しくなっているからです。
ブログ集客で効果を出すためにはSEO対策の知識が必要となります。
SEO対策は非常に効果が出来る施策である分、ライバルも非常に多くいます。
例えば「東京 給湯器 交換」というキーワードだと、大手企業や比較サイト、SEO対策を行っているであろう企業などでひしめいています。
そのため、給湯器業者の方が0から対策をして1位を獲得するのはかなり戦略的な対策が必要になってきます。
このように自社サービスが狙いたい分野がSEO対策上の激戦区だと非常に難しくなってしまうのです。
上位化という成果が出るか不透明なので、一番最初に注意深く検討しなければなりません。
問い合わせがあるか未知数
また、仮に検索順位1位を獲得したとしても、順調に問い合わせが増えるかは未知数です。
そもそもの検索ボリュームが少なすぎると月間で問い合わせが0件になることも十分あり得ます。
BtoB領域のキーワードは月間検索ボリュームが多くても100~1,000回、ニッチなキーワードだと0回というのもざらにあります。
期待通り1位が取れたとしても必ずしも問い合わせがないかもしれないので、どれだけの投資対効果が出るかは未知数です。
「例え月1件でも反響があれば良い!」と確信できるわけではないなら、敢えて取り組まないほうが良いかもしれません。
成果が出るまでに時間がかかる
次に注意すべきなのは、ブログ集客は成果が出るまでに時間がかかることです。
ブログからしっかりと問い合わせが獲得できるようになるためには、SEO対策を意識しながら記事をコツコツと執筆し最低でも100記事は書く必要があります。
月間10回でも検索が期待できるキーワードであれば記事をどんどん書いていくことになり、かなり地道な取り組みが必要です。
また、一度書いたら終わりではなく、人気記事の関連記事を追加で執筆したり、あまり人気がない記事を書き直したりと丁寧な取り組みが必要です。
このような取り組みをして十分な記事数と、クオリティーの高い記事があったとしても、複数の検索キーワードで記事が一位になるなど集客に結び付くには半年から一年かかります。
また、1年で成果が実感できるのはかなり順調なケースで、実際にはもっと時間がかかるケースも多くあります。
時間がかかってしまうのもブログ集客のデメリットと言えるでしょう。
WordPressなどCMSの操作をしなければならない
ブログ集客で成果を出すためには、出来るだけWordpressなどCMSの操作をすることが必要です。
CMSと「コンテンツ・マネジメント・システム」の事で、簡単な操作でHPやブログを運営できるシステムを指します。
自分でプログラミングをしながらHP・ブログを運営するのに比べるとはるかに簡単なのは確かです。
とはいえ、全くの素人の状態から操作方法を勉強しデザインなどもそれなりに整えるのであれば多少敷居が高くなってしまうのも確かです。
CMSの中で人気があり普及しているのはWordPressと呼ばれるものですが、その他にも様々な種類のCMSがあります。
プログラミングの知識が無い人には扱いが難しいCMSもあるため、せっかく導入してみたのは良いものの操作に手間取って運営が上手くいかないという状況も想定されます。
これもブログ集客をする上でのデメリットかもしれませんね。
ブログ集客は長い時間がかかる割に成果が出るか不透明な施策
今回はブログ集客の注意点・デメリットについて解説しました。
ブログ集客は、長期間の投資が必要となる施策である上に、成果が出るか不透明です。
資金力や人材に余裕がある企業であれば問題はないかもしれませんが、予算や人員が限られる中小企業にとっては軽々しく取り組める施策ではないかもしれません。
「簡単に」「即効性がある」施策が欲しいというニーズがある方にとっては、導入する前に慎重に検討すべき施策と言えるでしょう。