集客に活かせる『ポータルサイト』活用のコツ

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回はポータルサイト活用のコツを解説します。

効果的に集客をしたいと思った時に、頭に浮かびやすいのが自社サイトの強化です。

しかし、サイトからの集客はSEO対策を意識しなければならないので一朝一夕にはできないのも事実です。

そんな時に助けとなるのが『ポータルサイト』です。

今回は集客の助けとなり得るポータルサイトについて、活用のコツをご紹介します。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

そもそもポータルサイトとは

ポータルサイトとは、WEB上の情報を集約してそのサイト上で情報収集や申し込みが出来るWEBサイトの事です。

「ポータル」とは英語のportalの事で「正門、表玄関」という意味があります。

「WEBで情報にアクセスする際の玄関となるサイト」だとも言えるでしょう。

ポータルサイトの種類

総合型ポータルサイト

本来のポータルサイトはWEB上の情報が何でもそろっている「総合型ポータルサイト」の事を指します。

最も典型的なのがYaHoo!で、インターネットを使う人であれば誰もが知っているサイトです。

googleも一種のポータルサイトで、検索機能に特化したWEBサイトとしてスタートしました。

このように、巨大かつあらゆる情報が揃うのが総合型ポータルサイトです。

地域型ポータルサイト

地域の情報をひとまとめにしたサイトの事を「地域型ポータルサイト」と言います。

いわゆるフリーペーパーのWEB版をイメージすると良いでしょう。

オススメの飲食店から、アミューズメント施設、ビジネスの情報、官公庁の情報等、その地域に関する情報であれば何でも網羅されています。

専門型ポータルサイト

総合型ポータルサイトとは異なり、特定の分野の情報に特化したポータルサイトを「専門型ポータルサイト」と呼ぶことが出来ます。

飲食店の情報、ホテルの情報、ウェディングの情報等、特定の分野に絞って情報を収集して公開しているのが特徴です。

具体的なサービス名でいえば「ぐるなび」や「食べログ」が最も有名で典型的な専門型ポータルサイトです。

事業展開に合わせてやや変化もありますが、「飲食店の情報が網羅されており、気に入ったお店はそのまま注文できる」という特徴は、ポータルサイトの定義そのままだといえるでしょう。

ポータルサイト集客の流れ

多くのポータルサイトは、ポータルサイト経由で問い合わせしてもらえるシステムになっています。

ポータルサイトに情報を載せて、ユーザーが閲覧。

興味を持ったユーザーがポータルサイト経由で問い合わせや注文をする流れとなります。

ユーザーにとっては「そのポータルサイトを見れば知りたい情報が一通り分かる」点がメリットとなっており、見つけたお店にそのまま問い合わせるケースも多くあります。

なので、自社サイトのアクセスが少ない際には、ポータルサイトに掲載して集客するのも効果的です。

ポータルサイトの費用

ポータルサイトの費用については、問い合わせについて課金するパターンもあれば、完全無料で問い合わせ獲得までできるパターンもあります。

後者の無料で問い合わせが獲得できるポータルサイトは、有料の広告オプションを持っているケースが大半です。

最初は無料で問い合わせが来るか確認し、何件か問い合わせが来て有効に活用できそうだと分かってから有料プランを検討すると良いかもしれません。

ポータルサイト活用のポイント

ここからはポータルサイト活用のポイントについて解説していきます。

ここでいうポータルサイトとは、基本的には「専門型ポータルサイト」のことを指していると考えてください。

総合型ポータルサイトはyahoo!などの大規模サイトが多く、「ポータルサイトに掲載して集客する」形は想定しにくいからです。

ちなみに、yahoo!で集客をする場合はyahao!のリスティング広告サービスを活用することになるでしょう。

一部地域型ポータルサイトにも応用できる点はあるかもしれませんが、「自社にとって効果的に利用できるポータルサイトは何か?」意識してみてください。

十分なアクセスが期待できそうか

まずは、そのポータルサイトの掲載することで十分なアクセスが期待できそうかをチェックしましょう。
もし、無料掲載プランがあればまずは登録して様子を見るのも良いでしょう。

ポータルサイトがアクセスを集めてくれて、ユーザーの一部が自分たちの情報やページを見てくれることが活用の大前提となります。
多くのアクセスが集まるからこそ、ポータルサイト経由の問い合わせが期待できるのです。

あるいは多くのアクセスがあれば、後述する通りユーザーが自社サイトを検索して直接問い合わせるようなケースもあります。

いずれにせよ、そのポータルサイトが十分なアクセスを集めているかどうかが全ての出発点となるのでしっかりとチェックしましょう。

掲載する情報を吟味する

次に、どのような情報を掲載すべきか吟味することが重要です。

ポータルサイトは様々な情報を集約しており、自社だけではなく他社の情報も多く掲載されています。

そのため、中途半端な情報を掲載してしまうと中々自社ページをクリックされず、問い合わせもないままになってしまいます。

掲載する情報をしっかりと吟味して他社に負けない魅力ある内容にすることがポータルサイト活用の際には重要だといえるでしょう。

一括見積もりサイトなどでは必ずしも豊富な情報は不要

ポータルサイトの仲間である一括見積もりサイトなどだと話がやや異なってきます。

一括見積もりサイトの場合だと、広告用ランディングページやトップページからそのまま問い合わせボタンを押して、掲載されている企業からアトランダムに問い合わせるようなケースも少なくないからです。

特にコンシェルジュ型の一括見積もりサイトや比較サイトだと、コンシェルジュが企業を選んで紹介するので、ページの情報を見て判断する人はあまりいません。

もちろん、紹介された後にその企業の情報を見て再確認するケースなどは想定されるので決して無意味ではありません。

しかし、内容にこだわり過ぎて掲載のタイミングがズルズルと遅れてしまうぐらいであれば、シンプルな内容で掲載してしまったほうが効果的です。

この点はポータルサイトと一括見積もりサイトなどとの大きな違いですので意識してみてください。

バナーや会社紹介文にこだわる

ポータルサイトを活用する際は、バナーや会社紹介文にこだわることが重要です。
多くの競合他社の情報や魅力あるコンテンツが多数掲載されている中で、自社をアピールしなくてはいけないからです。

具体的には、他社が掲載しているのと異なるテイストのバナーを設置してみると良いかもしれません。
印象的な内容を記載することがフックとなり、まずはページに流入してもらえる可能性が高まります。

また、基礎的な文章テクニックとして数字を活用するのも良いでしょう。
【100万個の販売実績】など、何らかの数値を記事タイトルや会社紹介文に織り込むと興味・関心を引ける可能性があります。

コピーライティングの本を買って、ぜひ試行錯誤してみてください。

ポータルサイト専用のクーポンを付けてみる

「ぐるなび」などで典型的ですが、ポータルサイト専用のクーポンを付けるのも良いでしょう。

ポータルサイトを閲覧しているユーザーは様々な情報を比較して、良い物を選ぼうとしています。
なので、割引をすると問い合わせをする後押しとなる可能性があります。

一方で、クーポンを乱発していると自社サイトで問い合わせるよりもポータルサイトから問い合わせたほうがお得だという事になってしまうリスクもあります。

ある程度、自社サイトからの問い合わせも期待できるのであれば、ポータルサイトでのクーポンはやめても良いかもしれません。

この辺りのバランスは取りつつも、クーポンを使う事は即効性があるので検討してみると良いでしょう。

ポータルサイトから自社サイトへの誘導も考慮する

最後に、ポータルサイトから自社サイトへの誘導も意識してみてください。

ページに掲載している内容が充実した場合、「この企業についてもっと詳しく知りたい」と思った人が会社名で検索して流入してくれるケースが期待できるからです。
ポータルサイトの規約上、直接的な外部リンクを貼ることは出来ないかもしれませんが、スマホにしてもパソコンにしても社名で検索することは簡単に出来ます。

なので、ポータルサイトに掲載を進めることが結果的に自社サイトの問い合わせを増やすことに繋がる可能性があるのです。

そのために必要なのが、最低限のSEO対策です。
内部対策中心に自社サイトに不備があれば直し、社名で検索したら一位で表示されるようにしましょう。

アクセスが多い良質なポータルサイトであれば、無視できない効果が表れるかもしれませんよ。

EMEAO!でポータルサイトを活用した具体例

ここからは、EMEAO!の集客でポータルサイトを活用した事例をご紹介します。

実をいうと、EMEAO!自体がビジネスマッチングサイトなので、他社のマッチングサイトに直接掲載することはほぼ出来ません。

しかし、ポータルサイトであれば業態がやや異なるので掲載できるものも多いのです。

EMEAO!で実際に利用したのは「セミナーポータルサイト」です。
ポータルサイトの中でもセミナー情報に特化したサイトとなります。

実際にEMEAO!で活用しているセミナーポータルサイトは次の4つです。

いずれも完全無料でセミナー情報を掲載することが出来て、集客を強化したい場合には有料オプションに申し込む仕組みとなっています。

真ん中の「ビジネスマッチングサイト必勝法」がEMEAO!のセミナーです!

こちらはセミナー情報ドットコムで、EMEAO!主催セミナーが紹介されている様子を撮った画像です。

このように様々なセミナーの中の一つとして情報が掲載されるのです。

具体的なPV数は規約違反の可能性があるので公開は出来ませんが、実際にこれらの無料セミナーポータルサイトからセミナー1回に付き2~3名程度の申し込みが入っています。

今後、私がアイキャッチ画像やタイトルをさらに工夫すれば、もう少し件数が伸びて4~5名ほど無料でも集客出来るのではないかと感じています。

完全無料でちゃんと問い合わせが入るというのは、非常に嬉しいことではないでしょうか?

集客を強化したい際の有料プランも含めて、要チェックの結果だといえそうです。

注目!

ちなみにEMEAO!セミナーは毎月開催していく予定です!
ビジネスマッチングサイト活用のコツやWEB広告の基礎知識などお役立ち情報満載でお届けします。
EMEAO!セミナー情報はこちらのセミナー告知ページからチェックしてみてください。

ポータルサイトは無料でも成果が出た要注目の施策!

今回はポータルサイトの活用のポイントについて解説しました。

ポータルサイトは様々な種類がありますが、良いサイトを選べば確かに問い合わせが入ります。

実際にEMEAO!でセミナーを行った際、セミナーポータルサイトから複数問い合わせがあったのは事実です。

中々自力での集客が上手くいっていない場合、真剣に検討をしたい施策と言えそうですね。

ぜひ、自社商材にマッチしたポータルサイトを探してみてください!

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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