

今回は異業種交流会の当日の流れについて解説します。
誰でも初めは初心者ですし、少しでも事前情報を仕入れて恥ずかしい思いをしないようにしたいですよね。
そこで今回は、どのようなタイプの異業種交流会でも概ね共通する流れについてご紹介します。
こちらの記事を参考に、ぜひ気になる異業種交流会に参加してみてください!
目次
異業種交流会の基本的な流れとは?
早速、異業種交流会の基本的な流れをご紹介します。
異業種交流会は基本的に「受付→メインコンテンツ→解散」との流れになります。
極論をいえば、受付から解散まで全てが何かしらの交流タイムだと考えても良いでしょう。
次からの解説を参考に、そつなく異業種交流会を楽しみましょう。
受付タイム
まずは受付を行います。
その他の会と同様に、受付の人に氏名などを伝えて受付をしましょう。
有料の異業種交流会であればここで参加費を支払います。
事前に費用についてはメール等で連絡があるはずなので、その費用を支払いましょう。
概ね開場は開始30分前から始まることが多いでしょう。
なので、少し早めに行って席の近くの人とコミュニケーションを取ることも大切です。
セミナーや勉強会形式だと、開始してからは思ったように交流できない可能性もあるので、覚えておくと良いですよ。
メインコンテンツ
1.交流タイム
メインコンテンツの最たるものが「交流タイム」です。
呼び方は会によって異なる可能性がありますが、いわゆる自由に参加者と交流が出来る時間です。
名刺交換をしても良いですし、フランクな会話を楽しんでも良いでしょう。
営業目的であれば、自己紹介やその後の会話によって上手くPRするのも忘れないようにしましょう。
この交流タイムはどのような異業種交流会でも何かしらの形でありますので、しっかりと準備しましょう。
ポイントを次の記事で解説しているので、ぜひ一度ご覧ください。
2.名刺交換タイム
異業種交流会によっては、交流タイムと別に名刺交換タイムを設けているところもあります。
人見知りな人や初参加の人が戸惑わないようにするための配慮です。
オフィシャルに名刺交換が出来るので、しっかりと名刺をもらい次につなげるようにしたいですね。
大規模な会だと数十分単位の長時間かかることもあるので、気を付けてください。
なので短時間でパッとコミュニケーションをしなくてはいけない可能性もあります。
コンパクトな自己紹介トークを用意するなどの準備も大切ですね。
異業種交流会で役立つ名刺の作り方はこちらの記事をご覧ください。
3.PRタイム
PRタイムとは商品や自分のPRができる時間です。
商工会主催の異業種交流会や経営者をターゲットとした会では、交流タイムとは別にPRタイムが設けられていることがあります。
3~5分程度全体にプレゼンをする時間を取ってもらえるので、商品や自分の魅力を効果的にアピールする事が可能です。
良いプレゼンをすればその後相手から声をかけてくれる可能性もあるので、しっかりと準備をして臨みましょう。
4.飲食・パーティータイム
プライベート寄りの異業種交流会はもちろん、ビジネス系の異業種交流会でも飲食の時間が設けられていることがあります。
ケータリングサービスや、開催場所のメニューを注文するなど、いくつかのパターンがあります。
飲食を一緒にすると打ち解けやすいとも言われるので、交流のきっかけにしたいですね。
ポイントは、食べることに集中し過ぎずコミュニケーションに意識を向けることです。
異業種交流会はあくまでも交流がメインなので、美味しい食事が出てきたとしても気を取られ過ぎてはいけません。
「飲食の時間も交流タイムの一つ!」と考えて、しっかり周囲の人とコミュニケーションを取りましょう。
5.セミナータイム
セミナーや勉強会形式の異業種交流会のメインテーマとなる時間です。
基本的には解説される内容をしっかりと勉強することが大切ですが、グループワークやディスカッションは交流のチャンスでもあります。
しっかりと発言をしてセミナーが盛り上がるように頑張ることで、終了後の交流タイムや解散後の2次会での立ち回りが楽になります。
講師の人にアプローチしたい場合も、積極的に参加している方が可能性が高まります。
一つポイントをご紹介すると、講師の人や周囲の人が話している時に、タイミングを見て小さく頷きましょう。
頷くというジェスチャーには「あなたの話をちゃんと聞いています」という意味があるので、ただ頷いているだけですが積極性のアピールになります。
首振り人形のようにやたら激しく頷く必要はありませんが、「いいなぁ」「なるほど!」と思ったときは頷いてみると良いでしょう。
異業種交流会は全てが交流のチャンス!
今回は異業種交流会の基本的な流れをご紹介しました。
基本的にはどの会も、「受付→メインコンテンツ→解散」という流れになります。
メインコンテンツの内容も、今回ご紹介したものの中におよそ含まれます。
異業種交流会においては、全ての時間が何かしらの交流のチャンスだと考えて、抜かりなく準備しましょう!