皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は異業種交流会に持っていく名刺のデザインについて解説します。
異業種交流会で準備すべきものの一つが名刺です。
異業種交流会に行く以上、名刺を疎かにすることは出来ません。
今回は、普通の名刺ではなく、アポ獲得の武器となる「周囲と差をつける」名刺のデザインと作り方について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。
名刺のデザインにこだわるメリット
そもそも、なぜ異業種交流会に参加する際に名刺が重要なのでしょうか?
「名刺は重要というが、普通の名刺ではダメなのか?」と思う人が多いかもしれませんね。
実は、名刺のデザインや内容にこだわることで「セールストークに自然につなげること」ができたり、「自分を印象付けたりすること」が可能になるのです。
異業種交流会に参加する人は、お互いに初対面です。
どのように会話を始めればいいか互いに探り合いをしているといえるでしょう。
そこで、名刺をきっかけにして自分にとって話しやすい方向に水を向けるのです。
話が弾めば結果的にその後何らかのビジネスや紹介に結び付く可能性が高まります。
また、その時は縁が無くても渡した名刺は一定期間保管されることになります。
見直した際にユニークな内容が記載されていれば後からでも連絡が返ってくる可能性があります。
セールストークのきっかけになり、かつ後から思い出してもらえる可能性も残せる。
このようなメリットがあるなら、名刺にこだわることにも意味があるのではないでしょうか?
名刺交換には意味がない?
「名刺交換には意味がない」との意見も一定数見られます。
これはある意味事実で、名刺交換だけを行ってしっかりとしたPRや会の終了後のフォローアップが上手くできていないと効果も表れません。
名刺とPRの自己紹介はセットですし、その後のフォローの連絡や定期的な様子伺いをするのも重要です。
営業活動の一環としてはもちろんですが、人間関係の構築の面から見ても名刺交換だけで終わってしまうと大変もったいないといえます。
極端なことを言えば、名刺がなくてもユニークな自己紹介を行ったりSNSで繋がるように心がけたりしてている人の方が、名刺交換だけで終わる人よりもその後のビジネスチャンスを得られやすいかもしれません。
名刺交換はきっかけの一つであり、その後のトークやフォローを丁寧に行うことでアポに繋がると考えましょう。
名刺交換だけが目的にならないように注意しましょう。
アポ獲得に役立つ! ユニークな名刺の作り方
顔写真を載せる
まず一番初めに心がけたいのは「顔写真を載せること」です。
視覚的に物事を判断する人は非常に多く、「人は見た目が九割」という本がベストセラーになったこともあります。
後述するキャッチコピーなども重要なのですが、自分の顔写真を載せておくことでどういう人だったか思い出してもらえる可能性が高まります。
サイズ感を調整しつつ、できるだけ顔写真を載せることを心がけましょう。
キャッチコピーを名刺の中に記載する
次に重要なのが、名刺に「キャッチコピー」を入れることです。
名刺交換の際、相手は確実に書かれている内容を読みます。
この時、単に名前と会社名が書いてあるだけでは非常にもったいないことです。
そこで、しっかりとキャッチコピーを入れてサービスのアピールをしましょう。
おすすめなのはメリットが分かりやすい肩書きを付けることです。
例えば、「ラーメン店専門の集客アドバイザー」とか、「工務店専門のPR動画制作者」などです。
ターゲットの人が見たら注目せざるを得ないような内容をぜひ取り入れましょう。
コンパクトかつ魅力あるキャッチコピーを名刺に入れると興味を持ってもらえる可能性が高まりますよ。
経歴・実績を上手く盛り込む
ほんの少しでもいいので、実績や経歴が盛り込めるとより説得力が増します。
単にマーケティングコンサルタントと書くだけより、「外資系消費財メーカーでマーケティング部長を務める」などと追加情報を書いたほうが注目される可能性が高まります。
また文字に余裕があれば「MAツール導入により●●%の売上アップに貢献」などと書いたほうがより相手の印象に残ることができるでしょう。
レイアウトが崩れてしまうほど情報を盛り込もうとするとデザイン性が悪くなるのでバランスが重要ですが、意識はしたいポイントです。
趣味について盛り込むのも考える
プライベート寄りの異業種交流会に参加する際は、趣味についても書いてみるのも良いかもしれません。
「お酒が好き」「登山が趣味」など書いていると、同じ趣味の人と話が弾む確率が高まります。
仕事の関係では興味が低くても、趣味の方でやり取りが続いたとしたら何かのタイミングで紹介が発生する可能性はあります。
もし相手が経営者であれば、将来的に有形・無形関わらず多くの学びを得られるかもしれません。
少なくとも一つの項目として検討の余地はあるといえるでしょう。
目立つデザインにこだわる
見た目が目立つデザインを工夫することも大切です。
デザインでインパクトを与えることが出来れば、印象に残る可能性が高まります。
例えば、チラシのようなキャッチーな配色にしてみたりするのも一つの手です。
あるいはサイズを変えてみるというのも良いでしょう。
例えば二つ折りにして、中にサービス内容について書くと名刺がミニチラシに変貌します。
あるいは内容を自分のストーリーにすると、自分個人のセルフブランディングにもなるかもしません。
関連して素材をプラスチックにしてみるのも効果があるでしょう。
法人だと中々そこまで思い切ったことは出来ないかもしれませんが、クリエイティブ分野の方であれば自然と活用できるのではないでしょうか?
「クリエイティブ名刺」と検索すれば様々な事例を見ることが出来るので、是非チェックしてみると良いでしょう。
こちらの世界のクリエイティブ名刺についてまとめたサイトは参考になるかもしれません。
デザインにこだわることで、名刺が営業活動の武器に変わります。
QRコードで自社サイトに誘導
もう一つ忘れてはいけないのは、QRコードを設置することです。
QRコードの誘導先は自社のサービスサイトが良いでしょう。
自分に興味・関心を持ってくれた人がアクセスするわけですから無料相談や見積もり依頼をしてくれる可能性があります。
また、その時は何もしなかったとしても何か困った時に連絡がもらえる可能性も高まるでしょう。
もし異業種交流会で1,000名の人に名刺を渡すとしたら、最大1,000名分のアクセスが期待できます。
もしこれがWEB広告で1クリック100円だったとしたら、10万円分の効果があるとも言えます。
QRコードを設置するだけでいいのですから、やらない方が損だといえるでしょう。
キャッチコピーとデザインにこだわれば営業に役立つ名刺が出来る!
今回は異業種交流会で周囲と差を付けられる名刺の作り方を解説しました。
キャッチコピーとデザインにこだわり、QRコードも付けることで名刺がミニチラシに変わります。
ほんのちょっとしたことかもしれませんが、名刺にこだわる人とこだわらない人では差が生まれるので参考にしてみてください。
そして名刺も含めて準備が出来た人は、オススメの異業種交流会についてまとめた記事も参考にして早速参加してみましょう。
良い成果が出るよう応援しています!