比較サイトからアポが取れない時に見直したいポイント3選

お手軽なリード獲得の手法である比較サイトへの掲載ですが、中々アポ獲得ができなくて苦戦しているとの話も耳にします。

リード情報を獲得するのは最終的な売上アップのためなので、アポに繋がらずに終わる案件が多いのは課題だといえます。

そこで今回は、比較サイト運営業者として実際に掲載業者の方にアドバイスしている内容をご紹介します。

ぜひ、自社のアプローチ方法を見直すきっかけにしてみてください！

比較サイトでアポが取れない時に見直したいポイント3選

可能な限り「即レス」をしているか

まず、比較サイトから来る問い合わせはどうしても「早い者勝ち」の側面があります。

連絡が来た順番に対応するのはもちろんですが、ある程度ニーズが強い人たちからの問い合わせなので最初の2~3件の連絡で即決することもしばしば見られるのです。

これはHPからの問い合わせでもあり得ることではありますが、「ニーズが強い分うかうかしているとチャンスを見逃す」のは事実です。
なので、極端にいえば1分1秒でも早くまずは連絡をすることが大切です。

専任担当者がいるのであれば5分以内、営業部など部署単位で行うのであればルールを決めて15分以内には連絡をしたいところです。
レスポンスを速めていけば、商材・サービス次第ではそのまま即決が生まれることもあります。

ぜひ、対応のフローを見直してスピーディーに対応できるようにしていきましょう。

複数回アプローチをしているか

複数回連絡をしているかどうかも非常に大切です。

即レスの話とも関係しますが、他社もできるだけ早く連絡を取って優位に営業を進めたい点は一緒です。
そのため、問い合わせ直後の数十分はユーザーも対応の忙殺されて電話を取れないというケースも珍しくはありません。

ただ、ここで諦めるのはまだ早いのです。
即決をするようなユーザーは少数派なので、概ねどの企業も複数社と打ち合わせするつもりで問い合わせています。

初回の連絡で繋がらなくても、当日中に２回・翌日２回の電話とメール１通など複数回アプローチをすれば連絡が繋がる可能性は十分にあります。

余談ですが、私は最大7回までは電話・メール・SMSをフル活用して連絡を続けます。

それぐらい熱心にアプローチを続ければ、決してアポが全然取れずに終わるということはないでしょう。

電話やメールで話す内容を工夫しているか

電話やメール自体を熱心に行っていればある程度アポ獲得はできますが、定期的に内容を見直すことでさらに効果的にアポが獲得できる可能性があります。

例えば、小さなことですが「比較サイト●●から問い合わせいただいたABC株式会社です」と最初に伝えたほうが良いでしょう。
テレアポや迷惑電話と間違えられる恐れも0ではないので、リスクヘッジになります。

また、どの程度ヒアリングをするのかも重要です。

基本的にはヒアリングをしながら日程調整をしたほうがアポ獲得はしやすくなります。
コミュニケーションを取る中で親近感や信頼感が増していくからです。

一方で、事前にヒアリングをするタイプの比較サイト経由だと、既に詳細な情報はあるのでヒアリングは控えて最終確認のために現地調査がしたいなどと伝えたほうが良いかもしれません。

この匙加減は業界・業種・サービス内容によっても変化するので、実際に対応しながら修正していく必要があります。

また、例えば決済サービス中心にWEBサービスの分野ではメールだけで注文が完結するケースも増えています。
そのため、メールの文章も分かりやすさだけではなく、サービスの魅力が伝わるような営業メールに仕立てていく必要があります。

地道な取り組みにはなりますが、電話とメールの内容も日々改善していくことでより高い成果が出ることは間違いないでしょう。

即レスをしつつアプローチの仕方も改善すること！

今回は比較サイトでアポが取れない時に見直したいポイントをご紹介しました。

ある意味では、今回ご紹介した内容は問い合わせ対応の基本となります。

しかし、基本の中にこそ大切なポイントが含まれているのも事実です。

実際に、上記のポイントを見直した結果、アポ率が10％程度から50％程度まで改善したケースもあります。

ぜひ、凡事徹底の気持ちで取り組んでみてください！