【異業種交流会】印象に残る自己紹介トークの作り方

編集担当 田村

皆さんこんにちは!アポカレッジ編集部員の田村です。
今回は異業種交流会で印象に残ることが出来る自己紹介トークの作り方を解説します。

異業種交流会では、必ず自己紹介の時間があります。

この「自己紹介」で何を話すかによって、異業種交流会を通じた営業活動の成否が分かれてしまいます。

今回はそれほど重要な異業種交流会の自己紹介トークについて、印象に残るためのポイントを押さえながら解説していきます。

補足

自己紹介トークに磨きをかけたら、実際に参加してみたい異業種交流会を探しましょう。
オススメの異業種交流会を紹介する記事もありますので併せてご覧ください。

注意

本記事は新人マーケター田村の主観を多分に含んでおります。アポカレッジ!は皆様と共にステップアップをすることを目的としたメディアですのであえてこのようなスタイルでお届けしております。情報の取り扱いは皆様の自己責任にてお願いいたします。

目次

異業種交流会の自己紹介トークの作り方

早速、異業種交流会の自己紹介トークはどのように作ればいいか解説します。
異業種交流会において重要なのは「押しつけがましくなく興味を引く」ことです。

実際の所、異業種交流会に来る人の全てが見込み客になるわけではありません。
プライベート目的できた人も必ず一定の割合で存在するからです。
なので、「見込み客が聞けば興味を持つ」内容を簡潔に伝えて、興味を持った人からアポを取っていくのが大切です。

また、「PRを意識した自己紹介トーク」を作るのか、「コミュニケーションのきっかけとなる自己紹介トーク」を作るのかを決めておいた方がいいでしょう。

PRを意識した自己紹介トークとは?

PRを意識した自己紹介トークとは、自社サービスなどのメリットをコンパクトに盛り込むことで、そのトークだけでアポ獲得が出来るような自己紹介です。

例えばアメリカの起業家は「エレベーターピッチ」といってエレベーターに乗った30秒~1分程度でメリットを伝えるトークを練習するそうです。
しっかりとポイントを絞ってメリットを伝えれば、たった30秒でもビジネスにつなげることが出来るのです。

異業種交流会も1分程度しか話すチャンスが無い場合が多く、エレベーターピッチのような超短時間でメリットを伝えるトークが重要になります。
どれだけPR内容を圧縮しつつ、分かりやすい自己紹介を練るかが重要だといえるでしょう。

ただし、相手のニーズがあるかないかわからない中トークをしなければならないので当たりはずれも出てしまいます。
トータルで成果が十分出ているのかは注意したほうがいいでしょう。

コミュニケーションのきっかけとなる自己紹介トークとは?

全く異なるアプローチとして、その後の会話が盛り上がることを意識した作りの自己紹介トークを作っていくことも可能です。
後述するように、自己紹介の中に相手が質問をしたくなるようなポイントを混ぜていくことで短時間で打ち解けることが目的となります。

コミュニケーションのきっかけを作ることを意識した自己紹介トークを行うと、相手との会話が自然と発生します。
そして丁寧に会話のキャッチボールを行うことによって、自然と情報収集が出来るというメリットもあります。

相手が何を好んでいるのか、どのような目的で今回の異業種交流会に参加したのかなどを知ることが出来れば、ニーズがありそうかどうかも明確に判断が可能です。
興味がありそうな人を見極めてからセールストークをするのでアポに繋がる確率が高いのはもちろん、相手から嫌がられるリスクも減らせます。

コミュニケーション能力が高い人にとっては一発でアポを取ろうとするよりもオススメの方法です。

ただし、交流時間に制限があるような異業種交流会だと情報収集が完了する前に会話が終わってしまうかもしれないので注意してください。

まずは両方を作ってみて、実際に試していく中で自分なりの必勝パターンを作っていきましょう。

アポ獲得につながる自己紹介トークを作るポイント5つ

自己紹介トークは1分程度で!

まず、自己紹介トークは一分でしゃべり切ることが出来る長さにしましょう。

なぜかというと、初対面で盛りだくさんの情報を伝えても十分に伝わらないからです。

基本的にまだ相手の事を知らない段階だと、興味・関心はほぼ無いとみていいでしょう
逆の立場で考えてみても、ダラダラと脈絡もなく話が続いてしまうと興味・関心が薄れてしまうのではないでしょうか?

だからこそ一分程度でポイントを凝縮して伝えるのが良いのです。

そしてこの一分間の自己紹介の中で相手に印象を残して会話を盛り上げていくことが重要になります。

得意分野を絞ってアピールする

次に重要なのが得意分野を絞ってアピールすることです。
先ほどの「一分で伝える」とも関連しますが、あまり情報量が多くなっても相手は十分に受け止められません。

そこで、「これがサービスの一番のアピールポイントだ!」という点に絞って簡潔に伝えると良いでしょう。
短く端的に伝えるということは自然とエッジを利かせた表現になります。
自社サービスを理解すればするほど、効果的な表現が出来るでしょう。

また、相手に合わせて内容をアレンジし「相手にとってのメリット」を伝えることが重要です。
単なる機能、単なる経歴を伝えるだけでは相手には興味は持たれません。

例えば「IT業界に勤めていた経験もあり、IT業界独特の法律問題と解決策を理解している弁護士です」とすれば、俄然興味を持たれるのではないでしょうか?

しっかりとあなたにとって一番のアピールポイントをメリットに転換してアピールしましょう。

親近感を持ってもらえるように工夫する

次に重要なのが、親近感持ってもらえるように工夫する事です。
親近感を持っている人の言うことは信用しやすいというデータもあるくらい重要なポイントです。

たった数分で親友になる必要はありません。
しかし、少しばかりの親近感を持ってもらうだけでもその後の会話の弾み具合やセールストークに移った際の反応が変わります。

それでは、親近感を持ってもらうためには具体的にはどうすればいいのでしょうか?
ポイントは、「共通点」「失敗談」の二つです。

共通点

共通点とは文字通り相手との共通点の事です。

出来れば相手に先に自己紹介をしてもらい、そのトークで出てきた話題をさりげなく自分の自己紹介トークに盛り込めると非常に効果的です。

コツとしては、相手が自己紹介をしてくれた後に2,3質問をして情報を引き出すことです。
相手の自己紹介にも何かしら自分が興味を持てる点があるはずなので、掘り下げて聞いてみましょう。
相手としても饒舌になり好感を持ったうえで自分の自己紹介を聞いてくれるようになるので一石二鳥です。

自分から自己紹介する際は使いにくいですが、例えば服装などを話題に少しだけ雑談をしてから自己紹介を始めると良いかもしれません。

これは少し応用編のテクニックだと思いますが、可能なら取り入れてみてください。

失敗談

失敗談も人柄に興味持ってもらうために重要です。
失敗というのは誰でもしてしまう物なので、サラリと伝えると共感を得る材料になり得ます。

例えば、「道に迷ってしまった」、「名刺を切らしてしまった」などの失敗談を伝えつつ、「でも、今は同じ失敗をしないように準備しています」と伝えるイメージです。

この失敗の部分の解決策が自分のサービスに結びついてくるようであればさらに効果的です。

その場合、失敗の内容を少し重くして後述するストーリー展開も意識してみると良いでしょう。

もちろん単に失敗談を伝えるだけでも親近感を得ることは出来るものです。
自分の自己紹介にも上手く取り入れられないか考えてみると良いでしょう。

ストーリー仕立てにしてみる

特にコミュニケーションのきっかけを作りたい場合に重要なテクニックが「ストーリー仕立てにすること」です。
これは、自己紹介の中に物語のような展開を入れ込むことです。

例えば、「ある失敗をした→立ち直るきっかけがあった→努力した→今は成功した」というのが典型的なパターンです。
この「失敗からの復活」ストーリー自体が自分自身への興味・関心を高めることに繋がりますが、商品内容と関連しているとさらに効果的です。

実際に、コピーライティングやセールストークにおいてもストーリー性を持たせることで反応が大きく変化します。

あまり凝り過ぎると簡潔さが失われてしまいますが、可能であれば意識してみると良いでしょう。

ツッコミ待ちの内容も入れてみる

もう一つコミュニケーションのきっかけが作れる方法として、自己紹介トークの中に「ツッコミ待ち」な要素を入れるというテクニックもあります。

例えば、「元々公務員だったが退職して独立した」「一部上場企業社員だったが農家をしている」などです。

意外性やギャップを入れて、解説自体はせずに置いておくのです。

そうすると「えっ!? それってどういうこと?」と相手の興味を惹きつけてコミュニケーションのきっかけにすることが出来ます。

一旦話が盛り上がってくると情報収集にもつながるので、ツッコミ待ちの内容にしてみるというのも一度試してみると良いでしょう。

異業種交流会の傾向も押さえて自己紹介トークは準備しよう!

今回は異業種交流会の自己紹介トークを作るポイントを解説しました。

異業種交流会の自己紹介トークは出来るだけ簡潔にしていきましょう。

その上で、メリットを打ち出していくのか、コミュニケーションを重視するのか、参加する異業種交流会の様子を見て決めると良いでしょう。

一度、アポに繋がる「鉄板自己紹介トーク」を作ることが出来れば、営業活動の効果が飛躍的に上がります。

ぜひ、今回の記事を参考に作ってみてください!

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この記事を書いた人

アポカレッジ2代目編集長。当初は営業職として入社するもなかなか結果振るわず、約1年前からインサイドセールス&マーケッターに転籍。BtoB領域のリード獲得業務に従事するとそこでメキメキ成果を上げこの分野に傾倒していく。マーケターとしてはまだまだ新米だが意欲は十分、一流のBtoBマーケターを目指して奮闘中!Twitter個人アカウントのフォロワーが6か月で5,000名を突破!

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